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何時からだっただろう。

私は幾度も姿を変え、性別を変え、名前を変え…


そうして何度も、【柱】となってきた。

べつに、私を【鬼】にした無惨様を憎んではいない。
只、あの人は《可哀想なお人》だ。


何をそんなに恐れる必要があるのか。
一体過去に、どんな経験をしたのだろう。


…否、私にはそんなこと関係ない。
私が望むのは、【絶望】だ。

御館様が絶望する姿を、見てみたい。
只その一心。

そして、無惨様をも絶望させたいのだ。

その為に私は、呪いを解き
【鬼】でありながら、鬼殺隊へと入隊したのだ。


私は特別だ。


今日もまた、鬼を狩る。
普通であったならば、仲間だったはずの者の首を斬る。

その時の絶望した表情と言ったら…堪らない。


さあ、この世に素晴らしき絶望を。

この世に素晴らしき鬼達を。


__________


鬼滅の刃の夢小説です!
尚、現在エイリア学園 絶望少女との掛け持ちですので、更新はノロマのノロマです。


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作品ジャンル:アニメ
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作者名:雪月 葵 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/862c35d2fa3/  
作成日時:2020年6月27日 1時

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