977話…編入手続き。 ページ24
クラリス「さあ、A。歩ける？」
「はい。なんとか。」
？「危ないから、車椅子で行ってはどうかな？」
「…そうですね、そうさせてもらいます。」
何故かA…新たな人格の方は、この科学者に冷たい態度を取っていた。
それに対し、クラリスは何かを言おうとしたが
まだ術後ということもあり、言わないことにした。
戒斗は仕事があると言い、全てをクラリスに任せていた。
？「どうだい？晴れてこの世界の希望となり、希望ヶ峰学園へと編入する気分は。」
「…べつに、特に何も思いませんよ。」
？「冷たいね。」
「それは貴方が人間関係に恵まれているから、そう思うのでは？」
クラリス「こら、A。そんな口を年上の方に利くものじゃありません。」
「すみません、お母様。」
クラリス「では、車椅子お借りしていきます。
手続きだけなので、早く済むかと思いますので。」
？「気にしないでください。車椅子などこの学園であれば、幾らでも買えますから。笑」
クラリス「では、失礼します。」
クラリスがAを連れた先は、職員室。
編入手続きをする為だ。
教師「神崎 Aさん。希望ヶ峰学園アメリカ支部初等部へようこそ。」
「これからお世話になります。」
教師「いやいや、お世話になるのはこちらの方だよ。
何せ、この世界の希望になったAさんが通ってくれるだけで、この学園は安泰だ！」
「…そうなれば、いいですね。」
小さな声でAはそう言った。
勿論それは、誰にも聞こえていない。
？「あれ？君誰？」
「……」
声をかけてきたのは、どう見ても日本人の男の子。
見てからして、同い年くらいの子。
「人に名を聞く前に、自分から名乗るのが礼儀ではなくて？」
？「あ、ごめんごめん！
俺は一之瀬 一哉！君は？」
「私は世界有数財閥、神崎家の跡取りの神崎 A。」
一之瀬「ああ！今日から俺と同じ、この学園の生徒の子か！
よろしくな！」
「(やけに馴れ馴れしいわね…気に食わないけど…
今ここで騒動を起こす訳にはいかない…)
ええ、よろしく。」
Aは不本意ながら、握手に応える。
対する一之瀬は、そんなことも知らずにニコニコと嬉しそうに、笑っていたのだった。
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雪月 葵(プロフ) - 緑川カナエ＠元リーのアニメ部屋さん» そんな衝撃なとこありましたかね？(無自覚)ありがとうございます！これからもよろしくお願いしますね(*^^*) (2020年9月12日 22時) (
レス) id: 4a7e7ee4c6 (このIDを非表示/違反報告)
緑川カナエ＠元リーのアニメ部屋(プロフ) - ｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱおいおいおいおい←←←すんません衝撃すぎて頭おかしくなりましたwいやもうホント好きだわこの作品 (2020年8月27日 19時) (レス) id: 9f28f3c3ee (このIDを非表示/違反報告)
雪月 葵(プロフ) - 緑川カナエ＠元リーのアニメ部屋さん» 最年長なんでね、特別扱いしなきゃ…()是非常連になってください！！w (2020年8月24日 23時) (レス) id: 4a7e7ee4c6 (このIDを非表示/違反報告)
緑川カナエ＠元リーのアニメ部屋(プロフ) - おっおっオサーム！流石最年長！あ、すんませんこのコメ欄の常連になるかもです((( (2020年8月24日 22時) (レス) id: 9f28f3c3ee (このIDを非表示/違反報告)
雪月 葵(プロフ) - 緑川カナエ＠元リーのアニメ部屋さん» コメントありがとうございます！のんびりですが更新していきますので、これからもよろしくお願いします(´∀｀*) (2020年8月22日 23時) (レス) id: 4a7e7ee4c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪月 葵 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/862c35d2fa3/
作成日時：2020年8月12日 23時
