デイドリーム (ページ23)

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もう終わりにしようページ23

桃side

ちゃんと流星と向き合うことにした

桃｢流星？｣

青｢なんや、のぞむ遅かったな？｣

桃｢俺たち今のままでええんかな？｣

青｢は？なにいってんねん｣

桃｢俺たちはお互い支え合う存在が必要だった

だけやねん、ただそれだけの事

いままでしてきた行為や言葉全て

自分たちの気持ちに嘘つくためのものやったんよ｣

｢愛してへんよ、流星も俺も｣

｢やから、別れよう...

兄弟に戻ろう｣

青｢いやや、｣

桃｢流星、もう俺は前を向いて歩く｣

｢過去は振り返らへん｣

青｢いやや！｣

そう言うと流星は泣き出した

流星の涙みるのいつぶりだろうか

こんなことで流星の涙なんてみとうなかった

そう思いながら俺は歩き出した

後ろから聞こえる流星の泣き声

辛いってものじゃ表せないくらいのものだった

だけどもう俺は向き合わなきゃいけないんや

現実と...

これは流星のためでもある

そう思いながらも

小さな声で呟いた

桃｢流星、いつまでも愛しとるで...｣