✧続き ページ14
Kiさん
「Aさん、おはよ〜」
彼はにこやかに貴女に挨拶をする。いわゆる爽やか系イケメンだな、と思った貴女は何の疑いも無く、彼に挨拶を返す。
「Aが居れば、Aさえ居ればいい。だからお前らなんか要らないんだよ」
彼の足元で何かが潰れるような音がした。その一部始終を見てしまった貴女は、その場にへたり込んでしまう。彼は血が付いた顔のまま貴女に向かって柔らかく微笑む。
＿＿＿心の芯から凍る恐怖って、こういうことを言うんだね。
Smさん
「Aさん何か嬉しいことでもあった？」
貴女が小さく鼻歌を歌っていると、貴女の小さな変化に気付いたらしい彼が声をかける。貴女はとても嬉しそうに彼に言葉を返す。
「昨日は確か、夕飯に好きなおかずが出たんだっけ」
貴女は彼の言葉に頷く。しかし、ふと気が付く。まだ知り合ったばかりの彼に、家の住所はおろか、誕生日などの個人情報すらも教えていないのだ。それなのに、彼が知っている事実に少しばかり恐怖してしまう。
＿＿＿いつでもどこでも見られている気が。
Krさん
「神様みたい･････」
彼は貴女に見惚れる。そして小さく開いた口からは、繰り返し神様という言葉が呟かれる。それからは貴女が何をするにも、神様神様と貴女のそばに居る。
「神様は俺との約束を守ってればいーの」
彼は優しく貴女に言う。しかしそんな表情とは裏腹に、約束のハードルはどんどん上がって、最早鬼畜だと笑えない領域にまで達する。それでも彼に悪意は無いし、むしろ善意百パーセント。
＿＿＿神様だと言うんだったら、少しぐらい甘く見てもらいたい。
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ばぐのばく(プロフ) - JYUreホれンさん» リクエストありがとうございます！とても考え甲斐があるシチュエーションで、作者も楽しいです。応援もありがとうございます！ (2022年12月17日 21時) (
レス) id: c1506ac0fe (このIDを非表示/違反報告)
JYUreホれン(プロフ) - 失礼します。リクエストです。耐えられなくて○そうとした感じの書いていただけませんか？応援してます！ (2022年12月17日 18時) (レス) id: 52bdb14c4c (このIDを非表示/違反報告)
ばぐのばく(プロフ) - アプリコットさん» リクエストありがとうございます！面白そうなシチュエーションですね。応援、感謝します。 (2022年12月12日 6時) (レス) id: c1506ac0fe (このIDを非表示/違反報告)
アプリコット - リクエスト失礼します！もしよければ、夢主が寒さで冷えた手で相手の首元に触るイタズラをするシチュエーションを見てみたいです。ゆっくりでもスルーでも大丈夫です！これからも応援しています！ (2022年12月12日 1時) (レス) id: 46a235585c (このIDを非表示/違反報告)
ばぐのばく(プロフ) - なるほど、了解しました！ (2022年12月1日 22時) (レス) id: c1506ac0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐのばく | 作成日時：2022年8月20日 15時
