オオカミが、嫉妬する時間です -北藤-

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〜宏光Ｓｉｄｅ〜

今日は、コスプレの格好をしてのSUPECIAL MOVIEの撮影です。

ドキュメント用のカメラも入ってる。

俺は渋ミツ。

化粧も濃いし、カツラも…まぁ、姫の色だから気に入ってるけどｗｗ

ワッターも料理人のコスプレ似合ってるし、様になってるｗｗ

衣装じゃなくて、自前？って思うくらい様になってる(笑)

KENーKINGは髪を七三分けにして、爪にはマニュキュアをしてる。

ジョッシー松村はチアダンの衣装。カツラも被って、姫とは違う色気を出してる。

たまっちは…まぁ、独特な衣装だな。

何を着ても似合うって凄いよ…暑そうだけどｗｗ

宮田は…ヲタクの法被(はっぴ)を着ている。

似合うな〜、全然違和感がない。

問題は…たいぴーちだ。

スタジオで被るその頭は…間近で見ると、ほんとでかいんだよな。

被り物の表情はウインク…そして、たいぴーちも英語と声、ウインクを得意とする。

まずは全員、横に並んでの撮影。

「北山っ」

頭のでかいたいぴーちに手を引かれて、隅っこに連れてかれる。

「ひろっ(´;ω;｀)」

たいぴーちでもキングでもない…姫に名前で呼ばれる。

その顔は、泣きそうになってて…。

「どした？体調悪いのか？」

「違うっ！そうじゃなくて…っ」

「じゃあ、それ被ってるから、中が蒸れて暑いか？」

「そうだけど、そうじゃなくてぇ…っ、ニカと健永が…っ」

「あの２人がどうした？」

「…俺の体に、触ろうとするのっ」

「……は？」

カメラ回ってんだぞ？

「どこを？」

「健永は…お尻を痴漢みたいに横から…っ」

千賀…(#^ω^)

「ニカは…後ろから脇を触ろうとしてっ」

どっちもアウトだろ。

キングの仮面が外れるじゃねぇか(#^ω^)

「カメラがそばにいたから、撮られたかも…っ(´;ω;｀)」

「ちょっと待ってろ」



俺は、仲良く談笑してる２人に近づいた。

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