君を、想ふ -北藤-

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リハーサルを頑張る姫。

雑貨屋に足を運んだ。

店内をサッと歩いて…アクセサリーケース。

もちろんピンク。

そこに散ってる宝石ももちろんピンクｗｗ

姫はアンクレットとかリングを持ってるから、飾りきれない数のものが居場所を待っている。あえ

て、身につけるものよりも、たまにはいいかも。

図ったかのように、横には赤の同じデザインのアクセサリーケースがｗ

これはもう、買えってことだな？

でも、ケースはケースで買って、何かライブを頑張れる小物を…。

仕事終わりに雑貨屋でアクセケースを買い、小さなショップで可愛いハートの形のリングを購入。

「おかえり〜」

先に帰っていた姫に出迎えられる。

「これ、プレゼント」

「え？俺の誕生日なの？」

「違うｗライブのリハ、頑張ってたし。一緒に頑張ろうなってことで、何かプレゼントしようと思っ

ただけ」

「ありがとっ!!」

「お、おぉ…とりあえず、着替えてくる」

「うん！」

嬉しそうだな〜。

買ってよかったかも♪

スウェットに着替えてリビングに行くと。

姫がＴＶの前のテーブルに置いて、中身を出していた。

「可愛いっっ♪」

お前もなｗ

ソファーに座ると、商品を手に隣に座った。

笑顔、満開♪

「ありがと、北山っ」

「気に入った？」

「うん！すごくっ」

「ライブ、頑張ろうな」

「リハも頑張る！！完璧に覚えるからっ」


頑張るのはいいけど。

頑張ってほしいけど。


「俺らもフォローすっから」

無意識に手を引っ張って…キスしようとしてやめた。

やべぇ…姫不足だ。

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