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体を拭いて、着替えてひろを見た。
まだ、下着しか穿いてない。
Ｔシャツを持った手が宙に浮いてる。
「ひろ、どうしたの？」
鏡越しに、ジッとキスマークを見てる。
「たいの付けてくれたキスマーク…」
変かな？
「薔薇の花みたいに綺麗…」
「そんなこと言うの、ひろが初めてだよｗｗ」
キスマーク…聞こえはいいけど、結局は痣だからね。
「ほら、風邪ひいちゃうよ」
「…うん」
なんて言いながら、俺がせっせとひろにＴシャツを着せて、バスルームから連れ出した。
ＴＶを見てても、ベッドに入っても、ひろはキスマークを指でなぞってる。
「そんなに気に入った？薔薇のキスマーク」
「…ん。たいに抱かれてるみたいで、嬉しい♪」
まだ、抱いてません。
手出してませんよ？
なのに、抱かれた気分を味わってるひろ。
「ひろ…抱かれる準備はできた？」
「……え」
我に返ったひろが、俺を見上げる。
この上目遣い…可愛いな。
「まだ、できない？俺は…正直、そろそろ限界。まさかセクハラ野郎に先越されるなんて…我慢の限
界＜(｀^´)＞」
「たい…たいっ」
震える声で、俺の名前を呼んでる。
「体…綺麗にしたから、触ってくれる？(´;ω;｀)」
「…ひろ、いいの？」
「たいに…触ってほしい。たいが…嫌じゃ、なかったら…「そんなわけないでしょ」
言葉を被せて、抱きしめる。
「できれば…抱いて、ほしい」
もう…この子は。
怖がらせないように、ちょっとずつ触ろうって思ってたのに。
「ゆっくり、優しくしようって思ってたのに…どうして、俺を煽るの？」
「…ダメ？」
「嬉しいよ♪」
潰れない程度に抱きしめる。
「体…触るね？」
「うん……んっ」
うなじを手の平で撫でると、くすぐったいのか身を捩る。
「んんっ…たいっ、やめてっ」
「やめていいの？」
「……や、やめないで」
「可愛い♪」
「んっ」
そっとキスで唇を塞いだ。
優しいキスから激しいキスまで…ひろに俺の味を覚えさせる。
「ん…っ、っは…ぁっ…んぅっ」
「…ん…ちゅ…今、ひろにキスしてるのは、誰？」
「…っん…た、い…」
「そう。俺だからね。ちゃんと覚えて」
「んむっ…ぁっ…」
飲み込めずにあふれた唾液を下で掬い取る。
「ひろは、キスが好きだね」
「違う、よ？」
目に涙を浮かべて俺を見た。
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まほまま(プロフ) - 次は愛の実に決まったんだね。イチャイチャも読みたいけど、アイツとの決着もまだ着いてないもんね。 (2018年4月29日 22時) (
レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - まほままさん» ここも癖が出とる〜っ！！あ、次は移行します〜。タイトルは「愛の実」！！「恋の実」じゃないから〜( *´艸｀)恋はもうしてますからたくさんの愛を注いでもらいましょう…という意味で愛の実に決定しました〜。見つけた際にはお待ちしてます〜♪ (2018年4月29日 6時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - ここもクセが出とるわ（笑）てか笑えなーい！読んでて涙出たわ！ひろは死ぬかもしれない恐怖の中でたいに電話をかけた…。たいはわかってしまったよね、あの血の量を見たら…たいの気持ち考えたら涙出た…。 (2018年4月28日 22時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - ドアに鍵がかかってなかった…。それだけでひろの異変に気付くたい。かなり深い愛だよね。たいには腹わた煮えくり返っていてほしい。だってひろにあんなに酷い事したんだもん。でないと私の腹わたがおさまらない！メッセージ、いつでもカモンよ〜(*´艸｀) (2018年4月27日 22時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
kmf2kkrtmm(プロフ) - まほままさん» 腹の中は煮えくり返ってるでしょうね〜。でも、ひろに対しては純粋に自分の指に感じてくれてるのは嬉しいと思っております。成敗の方法…ちょっと、メッセージで送ってもいい？ (2018年4月27日 7時) (レス) id: 0bbb450268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ともみ
| 作成日時：2018年3月21日 6時
