@3@ ページ3
〜宏光Side〜
マネージャーと巽さんに交渉した結果、来週木曜日がちょうど空いてるという。
今は、お互いに仕事が落ち着いてるから、らしい。
ラッキー♪。
忙しい時は本当、これでもかっていうくらいのすれ違いだから。
一緒にいられる休み…たいの喜ぶ顔が浮かぶ。
それまでにチケットとか行く時間とかパンフレットとか…用意したり考えることがたくさんある。
普段、メンバーの誕生日サプライズとかってたいが考えるんだけど、今回は俺が考えようかな。
隣に座るたいの肩を叩いた。
「たい」
「ん?」
「遊園地のことなんだけど…」
「分かってるよ」
え、分かってるの?巽さんが言ったのかな?
「俺達の休み、取れなかったんでしょ」
全然、分かってない。
「行けるよ」
「…え?」
「来週の木曜日。休み取れるって」
「本当に!?」
「うん」
「ドッキリとかじゃないよね?当日に、やっぱり仕事が入った言わないよね!?」
「言わないよ(笑)」
「絶対!?前の日に風邪とかひかないようにしなきゃっ」
風邪って…そんなの。
「風邪ひかないようにしろよ。俺も気を付けるけど」
「やったぁっ!…遊園地っ、でえとっ♡」
聞いてないよ…苦笑。
ソファーの上で座りながら飛び跳ねる姫。
可愛いな…。
おいおい…あなたの振動で俺の体が揺れてるんですけど(笑)。
「仕事、頑張ろっ♪」
おぅ、頑張れ。俺も頑張るから。
楽しそうだな…俺もだよ。
59人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まほまま(プロフ) - 追っ掛けるのに忙しいわwww (2018年2月11日 0時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ともみ | 作成日時:2018年2月10日 20時