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先生「チョンジョングク。」
ジョングクが先生に呼ばれて、数学のテストを取りに行く。
少し強ばった顔をしているのが、可愛くて仕方ないんだけど。
先生「よく頑張った。」
JK「……っ!!A!!88点!!毎日デート♡」
・・・・・・ああ、もう。
こんな恥ずかしいこと皆の前で、しかもバカでかい声で、しかもしかも語尾にハートつけて言わないでくれ。
まさに今、顔から火が出そうだ。
ジョングクは授業中にも関わらず自分の席に行くのではなく、そのまま私の席まで子犬のように駆け寄って来て、丸だらけの答案用紙をニコニコと見せてくる。
『すごいじゃん。』
JK「だって頑張ったから。」
『私なんて80点ギリなかったのに。』
JK「ふっ。もっと頑張るんだな。」
数学しか勉強してなかったくせに何を言ってる。
『英語何点だったの?』
JK「あ、それ聞いちゃう?」
『もう聞いちゃった。 早く早く。』
JK「……30点です。」
『ぶーっw』
JK「笑うな!ノー勉なんだよ。」
『効率よくお勉強しようね。』
JK「…もう。まあ俺はAとデートさえ出来れば点数なんていらないの。」
『はぁ、ほんと。』
JK「そんな呆れた顔しないで。ちなみに今日はお家デート。」
『え、もう決めてんの。』
JK「あたりまえでしょ。明日は休日だし遠くの映画館ね。明後日はテーマパークで、明明後日は、」
『も、もう分かったから。楽しみだね。』
JK「超楽しみ。」
クシャッとジョングクが笑ったところで、先生にバレて席に連れ戻されてた。
ジョングクが数学‘だけ’頑張ってくれたおかげで沢山デートできる。
まさにテストのご褒美で、私はニヤける頬を抑えることが出来なかった。
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ルル - 殺しにかかっていますねぇ!無事に死にましたけども!!!!! (2022年8月18日 23時) (レス) @page50 id: 878ac2fc15 (このIDを非表示/違反報告)
ジン:ユンギ - きゃー!ジョングガ!てめえ、どんだけ甘いんだ!ユンギ!お前、グクに塩を加えて丁度良い味にしてやれ!ユンギ:ヒョン.....そんなことする必要ないよ。俺は甘いグク が好きだ。ジン:ゑ? (2020年9月21日 20時) (レス) id: 01400b95f4 (このIDを非表示/違反報告)
ssjぺん - はにくんきたああああああ!!!!!CARATなので嬉しいです!!少しARMY入ってるぐくぺんだからすごいすき (2020年7月6日 23時) (レス) id: 29224f56f6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し47445号(プロフ) - 私的にはもうちょっとグクに溺愛されてる感出してほしいです! (2020年7月3日 13時) (レス) id: 2e2d4047e1 (このIDを非表示/違反報告)
じぇむ。(プロフ) - 美音希_Mingi_ARMYさん» そんなそんな、ありがとうございます・・・・・・ (2020年6月16日 16時) (レス) id: 7f6330a344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じぇむ | 作成日時:2020年6月10日 16時