傷ついた男の子。【忍たま】

七話 ページ8

『よしっ！生物小屋直ったぞー』




三「A先輩！ありがとうございます！」




孫兵「ジュンコ！そこにいたんだね」




孫兵とジュンコが戯れている






虎「というか最近竹谷先輩来ないなー」




『妖術かなぁ』





虎「え？」





『上級生のほとんどが妖術にかかったんだ』





一「それ大丈夫ですか？」




『いんや。ほとんど暴力になった。』





三「えぇ！！」





『これ以上は知らないんだ。じゃあこれで行くな。用具委員会かいさーん』












＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








俺は用具委員会と解散し、廊下を歩いていた。



そして俺は奴らとあったんだ。












『…八、三郎、勘ちゃん、雷蔵、兵助』








三「なぁ霜月。天女様を虐めたんだって？」




勘「変な事するなよって言っただろ」




『俺は何もやってな』





雷「言い訳なんていらない。」





兵「そんな奴とは関わりたくない」



『はっ…？』



八「俺らと縁切ろう」



『嘘だろ…、』



三「本当だ。」



雷「天女様を虐めるやつとは関わりたくないからね」




勘「見損なった。」




八「そんな奴とは思わなかったよ。がっかりした」




兵「最低なのだ。」















八「それじゃーな」



三「二度と俺達の目の前に現れるな」



＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『…』


俺は走って走って、自分の部屋へ行った。







自分の部屋の中で泣いた。








『ｯ…』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ



何故泣いているんだろう



突然信頼してた仲間から言われたから？




しかも1番信頼してた八に言われたから？




そりゃあ泣くだろうな。







"見損なった"

"最低なのだ"

"がっかりした"





『ｸｿｯ…なんでッ』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ




縁切る理由が天女を虐めた？




『虐めてねぇよ！！！』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ






?「本当ですか〜？」


?「こんな奴にいちいち敬語使わない方がいい。」



『えっ…？』ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ





四年い組の綾部喜八郎と平滝夜叉丸だ…




『お前らは此処に？』



平「天女様が虐められたと聞いてな」



綾「仕返しに来た」




『お前らに構ってる暇は無い。さっさとどっか行ってくれ。』




綾「いや〜？」



平「…」



『おっと。危ない』



綾「ﾁｯ」




『四年が五年に勝てると思うな。』


泣いてはダメだ



『さようなら』


俺は去っていった。

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