傷ついた男の子。【忍たま】

四十話 ページ43

海加side


海「じゃあ私は六年生の所に行くよ」



竹「あ、はい！」




海「多分今いつ謝るかを話し合ってると思うからさ」



海「じゃ、行ってくる」



尾「ありがとうございました」



竹「はーい」



＿＿＿＿＿＿＿

六年生の部屋


留三郎side




立「さて、私達は海加さんに言われてたとおりどうやって謝るかを考えるぞ」




さて、俺はどうやって謝ろうか、、




というか


食「というか俺らは別々で謝った方が良いんじゃないか？」



七「なぜなんだ？」



食「だって俺らは一番Aに酷いことをしただろう、


そのまま謝りに行ったら


流石に怯えられるだけだ」




善「確かに留三郎の言う通りだね。

そりゃあ僕達が一緒に謝りに行ったら

恐怖にしか無いよ」



中「しかも私達は最上級生だ…

一番の恐怖にしかない…」



潮「だったら個人で謝れってか？」



立「そういうことだ、文次郎」



潮「え、なんだよ…」



立「お前が1番手に行け」



潮「はぁ！？なんでだよ！！！」



立「何も喋ってなかったからだ」



何たる理不尽、、、


笑える



潮「留三郎だって何も喋ってないだろう！！！」




食「は？こっちに話題を出すんじゃねぇ！！！」



潮「あぁ！？なんだと！！」



食「やんのかバカ文次！！」



潮「やってやるよ！！！」



善「あちゃー」



七「何やってんだ？あれは」



中「いつものことだ、小平太…」



立「喧嘩するほど仲がいい…か」



ｺﾝｺﾝ



善「はーい」



海「海加でーす」



善「どうぞー」



立「おい！！そろそろやめんか！！」



潮「〜！！！」



食「〜〜！！！！！」



中「ﾓｿｯ」



七「そろそろやめろって！」



潮「ｸﾞﾊｯ」



食「ｸﾞﾌｯ」



潮江と食満の頭がぶつかった…



海「キャー」



立「ナイスだ小平太」



七「？」



中「もそ」



善「で、どうしたんですか？」



海「なんとー」



七「なんと？」



海「Aと四年生が仲直りしましたぁー」



立「なにぃ！？」



善「えぇ！？ 」



七「凄いな！！」



海「凄いよねぇー、君達はどう？」



善「まだ誰が最初に謝るか決めてないですし、

まずどうやって謝るかこと自体決めてないです」


海「大丈夫なのー？後6話ぐらいだけど」



中「…」



七「だったら今全員で謝りに行こうぜ！！」



善「えぇ、なんでよ、そしたらAがまた

怯えられて

終わっちゃうよ？」


七「細かいことは気にするな！」

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