傷ついた男の子。【忍たま】

三十八話 ページ41

Aside



え、えっと…



ど、どうすれば、、



平「A先輩…」



どうすればいいんだ




正直許したくない




でも傷つけたくない



どうやって伝えればいいのかな



許したくもないし



傷つける言い方も嫌だ。



どうやって伝えれば…




…



『正直俺はあんたらを許したくない。』




田「ｯ…」




『でも、自分の心は正直


許せば良いのか


許さない方が良いのかが分からない』



浜「…！」



なんて言った方が良いのかな…、



『許しはしないけど



話せることなら出来…る…』



四年生だったから



まだ虐めとかはマシな方だったな



綾「！…A先輩！！」




『…！？』



なんか抱きついてきた…！？



平「私もっ」



田「ｯ…」



浜「俺もっ！」



斉「僕もっ！！」



『うわぁっ！！』



海「…ふふっ」



『ちょっ…』



海「Aって本当に優しいね」



『？そうですか？』



海「虐めてきたのに許すってわけじゃないけど



話せるならって言うのが凄い」



『まぁ、なんて言えばいいか分かりませんからね…』



これでなんとか一件落着なのかな



海「これで四年生は達成したね」




海「…(次はどっちが来るかな)」



…？





『どうかしましたか？』




海「別にー」




『ならいいんですが…』




海「後九話のあいだにどっちが先に謝ってくるかな」


謝る？



『どういうことですか』




海「いや何も」




『…怪しい』




海「えぇ」




『…』




海「ごめんて」




『…まぁ良いでしょう』




海「え？」




『…』



海「なんかごめん」



『…』



海「なんか返事してくれ」





＿＿＿＿＿＿＿＿


海加side




まぁ一旦ここでお別れを告げた




それで私は部屋から出て



今



自分の部屋にいます。




特に何もすることありません。





あーあ





誰かAに謝る行動をしないかなー





結構暇




忍術学園は





後Aだけを治せば




明るい未来が待っているでしょう




治すには




六年生と五年生が謝って




仲良くする未来が、、！！




まぁ、そんな簡単じゃない




Aは私が治すからね




絶対に。




私が頑張らなきゃいけないからなぁ




頑張るか




後ちょっと＿＿＿




そういえば




あの天女はどうなったんだろう




まだ正体も分からない人。

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