十六話 ページ17
海「すみません!!遅れました!!」
小「て、天女様…」
海「え、えっと…」
小「私は小松田秀作と言います…。」
海「小松田さんですね!よろしくお願いします!」
明るく元気に。
小「よろしくお願いします!えっと…天女様ではなく海加ちゃんって呼んでいいかな?」
海「!」
海「勿論です!」
吉「天女様ですか?」
海「え、えっと…」←本日二回目
吉「吉野作造と言います。よろしくお願いしますね。」
海「よろしくお願いします!」
_________
仕事内容は良いんだけど…
小松田さんすんごいドジな気がする…
落とし穴に落ちたり
紙をばらまいたり
すんごいわ笑
逆に尊敬しちゃう(?)
海「仕事全て終わりましたー」
吉「ありがとうございます。今日の仕事はもう終わりです、ありがとうございました。」
海「はい!では!」
元気にやらなきゃ。
絶対に。 笑顔で。
_______
寝る時間。
早い。
早すぎる。
飛ばしすぎでしょ
食堂の仕事とかないもんね。
今日は何も無かったし
駄目やな。
__________
結構日にちが経ったある日
Aside
↑これからAsideで行きます。
…天女様が最近下級生と仲良くしている。
しかも3年生以下の子全部だ。
…天女様は優しいんだろうか。
でも
結構そうやって信じても結局最後は裏切られる。
人生はそんなもんだ。
『はぁ…』
最近食事とかはとっていない。
食欲がないんだ。
『今日は何をしようか…。』
外とかは結構出ているが
とにかく暇だ。
あ。
あそこの木陰でも休もうか。
『…』
本を読む。
この本の物語はとても不思議だ。
心の壊れた少年を少女が治す。
でもその少女は元々壊れていた。
例え自分が壊れても、自分を犠牲にしても、他の人を治す。
でもこの本は考察ができる。
心の壊れた少年を例え治しても
その少女は治ったと思っても
まだ少年は治っていない。
その壊れてる部分が少しでも残ってたら壊れ始める。
昔のトラウマで。
だったら最初からその壊れる原因を探して、全て治さなくてはならない。
だったらその少女より最も心が壊れていたんだな。
少年は。
今なら時間を忘れるかもしれない。
…
海「あははっ」
『天女様だ…』
早く行かなきゃ
『何で…足が動かない…』
全身が震える。
『ッ…』
早く早く去ってくれ…
海「…(怖いんだな…)」
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酸化物質(プロフ) - 姫之さん» \(^o^)/ (5月31日 23時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
姫之(プロフ) - 胸がドキドキワクワクですね!!! (5月31日 23時) (レス) id: a8c41a1db7 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 姫之さん» さぁ…この主人公はどうなるんでしょうね…?今後のお楽しみってことで!!頑張ってどちらとも更新します!! (5月31日 23時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
姫之(プロフ) - 酸化物質さん» そうなんですよね!!だからもう、うえ?!え?!あえ?!ってなってます…心が痛い………感情移入しちゃってこの子を幸せにしたい気持ちが沢山ですね… (5月31日 22時) (レス) id: a8c41a1db7 (このIDを非表示/違反報告)
酸化物質(プロフ) - 姫之さん» うわぁ…マジで嬉しいです!!!でもここで大号泣したら「壊れた男の子…」が一番暴力される場面が多いですよ…? (5月31日 22時) (レス) id: 360c6f6ec6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百合香 | 作成日時:2023年1月19日 17時