猫被り女の最悪な日常。

三十五話 五年生対六年生 ページ39

は…？




此奴ら何言ってんの？






確かにそう思うけど






言ったら殺されるでしょ






しかも舞帆は流れに乗せて言っとるし…





それと一年は組に





愚痴ってるし…






五年には阿呆しか居ないのか。





いや阿呆か







何か納得した。







芦「あれは一体…、阿呆なのか…？」







紀尾もそう思ってた。







一緒だ。





潮「俺たち六年生がなんだって？」






うわーはい来ました







五年生終わりましたね






笑えるわ




摂「せ、先輩方どうしてここに！？」






善「今、実習から戻っていたところなんだけど」





七「それよりお前達面白い話をしてたようだな！どういうことだ？」





鉢「いやー、その…」




不「どうもこうも…」





おー、二人とも焦ってる





笑える





芦「ﾋｯ…」






あ、紀尾がもうすぐ笑いそう。






『我慢しろよ…』






芦「も、もちろん…」






立「六年生にはもう我慢出来ないとか…」







食「そう言ってたか？しんべえ」






福「言ってました〜！」






「「しんべえ〜！！」」




潮「ふっ…俺達と〜〜」






『ｯ…』





待って、






私も笑いそうになったんだが…







結構危ないかも…






芦「ｯ…」







必死に笑いを堪えている紀尾…






これはもう大丈夫なのか？




学「ちょっと待った〜！


五年生と六年生のガチンコ勝負と入り


面白そうじゃのう！」





…出たよこの人






突然の思い付きをされる人。






土「そんな勝負は〜〜！！」





山「大体他の〜〜〜。」






『面倒くさくなるし帰ろ』




芦「そうだね」






学「構わーん！！！このガチンコ勝負

お許ししちゃう〜！！」






…うわっ





最悪だ





勝負始まるやん…





頑張れよ





立「…そろそろお前達も出てこい」





竹「誰か居るんですか…

…！！」





芦「…！！あれ、バレてましたか」





不「え、1人…」





久「もう1人居るはずじゃ…」





くノ一の気配も気付かないのか…？






終わってるわ





でも



『…』




このまま言わなければ







バレてないと思う。






と思ったが…






七「あれ、Aじゃないか！！」





『…うわっ…！！！』






こんな目の前に出てきて








脅かしてくるとか








常識あるん？







こっち泣くぞ

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