猫被り女の最悪な日常。

二十八話 怒り ページ31

紀「ごめんってすまないって！！

こっち舞帆に振り回されてたんだぁ…！！」




『おやまぁ…』





なんか笑っちゃう





『めっちゃ気色悪かったでしょ笑』




紀「本当に気色悪かった。



男子に媚び売ってて笑いそうになったし



五年の忍たまたちはそれを笑顔で迎えてたし



い組の忍たま達はAのこと探してたし



本当に気色悪かった」




『笑える』




なんかめっちゃ笑える話だな




紀「もうすぐ授業始まるし、教室行こ」




『そうだねぇ…』




最近キャラ崩壊があるな…


＿＿＿＿＿＿＿＿


教室




『…ｯ…！！！』




芦「どうしたって…うわっ…！！！」






私達が見た光景には





とてもうざい紙があった。






それは、





小さなハートの紙を作って





その中に





「鉢屋」





と書かれていた。







しかもわざとらしく






私がいつも座ってる机の下に。






まるで私が落としたように。





芦「これって舞帆だよな」




『勿論だわっ…！！！』




ｸｿｯ…うざすぎ…！！！！





芦「本当に気色悪い、


何がしたいんだ此奴は


さっさと嫌わればいいのに。」




『分かるわ』






本当に最低ｯ…！！！







これだから男誑は…！！！





芦「こんな紙、捨てようぜ。要らんわ。」





『そうしよう。だったらこっちもやり返してやる。』




芦「良いねそれ」





『授業サボってやる』




先生「それは駄目だ。俺が許さん。」




『うわっ…』




芦「最悪だ」





クソ教師が来てしまった。





終わったわ




先生「授業始めるぞー」




「「はーい」」



＿＿＿＿＿＿＿
授業後。



『よしっ…こっちも小さいハートに「尾浜」と「久々知」って書いてやった。』




芦「じゃ、行くぞ。」





『おう。』


＿＿＿＿＿

い組の教室



『…』



誰も居ない。






今実技か。





彼奴雑魚だから




一瞬で負けてそうだな。



よし…




机の下に置いて…





よし天井裏へ行こう。
＿＿＿＿＿＿

天井裏



『居ないことを確認したから


紙置いてきた。』





芦「じゃあ見るぞ。」




『うわっ…戻ってきた。』




映「はぁ…疲れた〜！！」





うわっ…気色悪い奴が戻ってきた。





ついでに変人1号と2号も、




久「疲れたのだ」




尾「やっぱり舞帆は弱いねって…これは…」




…




しかし主人公の2人は気付かなかった。




舞帆の性格に。

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