猫被り女の最悪な日常。

二十七話 謎 ページ30

『…』



全員が投げた棒手裏剣が






こっちに飛んできた。






…




なんで？？？







一年は組のお約束でもあんの？？？






めっちゃ迷惑してるんだけど。







危なすぎ…






『…危ないので、次行きます』





「「「はーい！」」」





この先変な未来しか見えない。





泣いてそうだな私。






『この棒手裏剣を、


一回転しながら打つこと


をなんと言う？』





猪「うーんと…」






佐「なんだっけ…」






夢「えっと… 」




二「よく分からない…」




黒「皆習ったって！！」






これ習ったんなら







答えれるよな






もしかして忘れてるとかある？







それだったら笑えるな





というかさっき忘れてたから




有り得るな




黒「…回転打法と言います」



『お、また正解だ。』





庄左ヱ門は凄いな。






流石学級委員長委員会。





あ、私もか





『これは、一回転をしながら打つ打法。


これはさっきより難しいかもな』





二「えー嘘だぁ…」





皆「難しい…」




『さっ、早速行くぞ』





こんなん





疲れすぎて





猫被り出来んって……



＿＿＿＿＿＿＿＿



『どうだ？出来たか？』






ｶｷﾝｯ！！！






この「ｶｷﾝｯ！！！」






という音は何回目だろうか。






この音は普通に手裏剣などを






弾いた音。





黒「いえ…少しも…」





笹「投げようとしたら、変な方向に行っちゃう…」



『…』





あれほど






教えたんだがなぁ…





『あ、もう時間なので、終わります。』





猪「本当だ…」




黒「せーの」



「「「ありがとうございました！！」」」




『では』





夢「A先輩って優しいね…」



山「そうだねぇ…」




＿＿＿＿＿＿

部屋



紀「あ、Aおかえり」





『あ"ーただいま』





紀「お疲れの様子だね」




『そりゃあ疲れたんだ…』




紀「あらま」






ずっと振り回されてた






疲れたよ







ほんまに




『…なんか気配がする。…忍たまの』




芦「え、ほんま？辞めてくれよ、


というかここくノ一長屋だよ、


忍たまがここに来るなんて阿呆じゃないの？」




『どうせ常識が無いんだよ、非常識』





芦「確かにありそう」





それだったら笑えるわ





…気配が消えた。



紀「というかA授業サボったでしょ！！」



『あ、ごめん』

＿＿＿＿


リクエスト下さい…

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