猫被り女の最悪な日常。

二十四話 最も最悪な事態 ページ26

映「〜でね！それでね！」



不「へぇ、それで？」



映「それで！帰り、盗賊に会っちゃって！」




竹「え、大丈夫なのか？」




ん…？






盗賊？





それさっき会ったぞ…？




映「それで！私やっつけたの！盗賊には強いんだ！」


は？





巫山戯てやがる





さっき私が起きた話やんけ





久「へぇ、凄いじゃん」




映「えへへ！なんか兵ちゃんに褒められるとめっちゃ嬉しいな！！」




久「…！そうなのか…！」





うわっ…






この反応は…






久々知お前…






男誑のこと好きやん






絶対





芦「うわっ…気持ち悪…」




『分かる…』




鉢「…」



尾「俺には弱かったのに、盗賊には勝てるんだな」



映「もーうるさいっ！でも盗賊に勝てたんだから！私強いからねっ！！」





いや、お前弱いだろ




ゴミと当然。





芦「というかこの話、Aに起きたことだよね？」




『そうだよ、彼奴嘘吐いてる。』




この嘘吐き…！！




鉢「なぁなぁ…」



映「ん？どうしたの三郎君！」



あ、変人が喋る



鉢「そういうお使いって学級委員長委員会が頼まれることだろう？


なんで舞帆がやっているんだ？


お前作法委員会だろ？」




尾「あ、確かに！」




なんか笑えるな





この場面





舞帆の嘘がバレるのでは？



映「いや、私

学園長と会って、お使い頼まれたの！」




鉢「そうなのか…？？」





おぉ、凄い





無茶振りだ






とても





引いちゃう




芦「うわっ…」




尾「なら良いけど…」




チョロ




弱すぎて笑えちゃう





『もう行こう』





芦「そうだね」




『では』




竹「あれ、もう行っちゃうのか？」




芦「食べ終わったので、俺達はもう行きます！」




『…』



＿＿＿＿＿＿


紀「ふぅ…やっと終わった…」





『あそこ本当にうざかったんだけど』





紀「分かる。なんなん彼奴ら」





本当にうざかったわ






急に来てさ、






「一緒に食べないか？」






とか言ってきて、





結局五人で話してたやん






私達関係無かったやん







『はぁ…。私も変装解こ…』





いつもの姿に戻った。





紀「やっぱりAって髪の毛サラサラ〜！」




『え、いや紀尾の方がめっちゃサラサラじゃん、


私結構その鶯色好きなんだけど』




紀「えーありがとー！嬉しい！！」







やっぱり部屋は平和だ

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