猫被り女の最悪な日常。

十四話 六年 ページ15

マジか…



気配に気付けなかった…




善「大丈夫かい？」




というか




くノ一を六年生全員で






囲むことある？





最低なのでは？




食「今最低とか思っただろ」




『いや、気の所為です。』



うぇ…




なんで分かってんだよ




気持ち悪いな…




中「もそ…」




も、もそ…？




え…っと？




何言ってんの…？



まあ良いや、




『兎に角、私はもう行きますので、


あんたらもどっかに行ってください。』



七「何故なんだ？」




『うわぁ！？』




うわっ…



急に目の前に出てきたんだが…




七「なんだその声は！」



『何って叫び声ですが…』



今そんなのも分からんのか…？



七「いや、その「うわぁ！！」だ！！

間抜けな声だな！！」



『なっ…そりゃあ…！！目の前に急に現れたら


誰もがそうなるんじゃないですか！！』




そう言って私は逃げた…はず。




『だからってなんでにこっちに来るんだァ！！！』



潮「お前遅いなぁ」



『うわっ…』




いつの間にか横にいた…



1部は私より前に行っている…。



というか全員だわ。




なら…




『…』




急に止まって…




潮「…！！」




後ろ向いて



走る…！！



食「うおっ…！！」




そして鉄砲を構えて




六年生を狙う。




七「阿呆なのか？彼奴は」




って此奴ら




主要人物だから




打ったら意味無いやん！！




『ｯ…！！ 』





なんでこっち来るんだよ！！！




ホンマにだるいって！！！





善「あの子、凄い度胸があるね」




立「実験台にしてやるか」




食「用具委員会に入れるか？」



潮「いや、会計委員会だ。」



中「もそ」



七「なはは！！お手玉にしてやろう！！」



1部馬鹿な奴居たぞ



委員会に入れるって…



『私！！学級委員長委員会です！！』



食「そうだっけか？」



潮「いや、彼奴の嘘だろ」





阿呆かァ！！！






こんなに苦労する日があるなんて…！！





舞帆と喋る日以来だわ！！！





『あぁもう！！！』




だるいわマジで此奴ら！！



懐から小刀を何本か出し、



六年に投げた。





善「…危な…！」





このまま何とか逃げれた…



＿＿＿＿＿＿




はぁ…。





マジで疲れた…




舞帆は




良くあんな奴らに関われるよな…





しかも好んでさ。




本当に私は無理なんだけど…！！




気持ち悪すぎて




本当に無理…！！

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