お願いだ私から離れてくれ【牛島若利】

お願い ページ20

友達「あれ？今日は体育館行かないの？」








鷲匠先生から明日も来いと言われたあの日から頻繁に体育館へ寄るようになっていた(強制)





──────が、








A「…………うん、今日は用事あるから」






　
友達は「そっか！」と言って一緒に帰ることになった









玄関に行くと白布と川西にばったり会ってしまった





白布「藤さん今日は来ないんですか」






A「あ…うん、用事…あるから」






川西「藤、顔色悪いぞ？大丈夫か」





A「だだっ大丈夫大丈夫!!!じゃ!!」




友達「えっ…ちょっ！」




と言って友達の手を掴んで逃げるように立ち去ったのは我ながら変だと思った。








─────────────────────



川西「……………なぁ、」







白布「…明らかにおかしい」





2人が足早に学校を後にする藤の後ろ姿を見ていると、






天童「あっれー？？太一と賢二郎ジャーン！



こんなとこで何サボってんのー！？」








川西「サボってないっすよ……」





呆れたように川西が反論した





白布「藤さん今日来ないらしいです」







天童「………………………へぇ？」






その時白布はすぐに分かった






───────この人何か知っている。と









白布「何か知っているんですか」







そう聞くと天童はニヤリと笑い






天童「若利君には内緒だよ」








そして2人は女子トイレでの出来事を知ることになった

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