空色のヘルメット【wrwrd】【syp】 (ページ6)

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第4話ページ6

nz.side

次に見た景色は幼馴染との別れの場面。

？「A、俺、今度引っ越すんや」

nz「え？引っ越すの？」

？「せや、ずっと遠くの国。“我々国”って
言うんや」

nz「そうなんや…じゃあ、シャオちゃんとはしばらくお別れだね。」

sha「せやな…嫌やわ…」

そう、会話している彼らは、誰もが呼吸を忘れるくらい美しく、綺麗であった。

髪が風でなびき、夕日が顔を照らす。

nz「シャオちゃん、これプレゼント！
私も同じの持ってるから、離れ離れでも
すぐ分かるよ！」

sha「ほんまや！ありがとうな！A！」

no.side

2人の少年少女はお互いの好きな色の
ミサンガを手渡し、足に付け、願った。

「また、A／シャオロンと会えますように」

そうして、少女と少年は離れ離れになった。

nz「ｯｯ!あぁ、夢か…シャオロンと兄さん、元気にしてるかな…」

私には、何歳か年上の幼馴染がいる。

年上だけど、たまに弟みたいで、
可愛い人だった。

そして兄さんはあの後どうなったか分からない
。

もう、死んでるかもしれない、軍に入ってる
かもしれない、一般人かもしれない。

だめだだめだ、兄さんとシャオロンは
きっと生きてるはず。約束したから。

nz「あ、今日暗殺の日か」

そして、私は空色のヘルメットと履きなれた
黒スキニー、水色のジャンパーを着て、
太腿に黒いショルダーを付け、黄色い
ミサンガが付いているのを確認し、
愛用のナイフ、拳銃をもち、家を出た。

今日の任務はb国の国王を暗殺して欲しい
という任務。近々、我々国と戦争がある
らしいが…

そう疑問に思いながらも、b国へと
足を進めた。

nz「ここか…b国は」

その国は、住人は静かで、兵士も退屈そうな
顔をしていて、一目で治安が悪い国だと
分かった。

そこから私は兵士の目をかいくぐり、
城壁を登って城に侵入した。

途中で警報も鳴らなかったため、すぐに
国王が居る所へついた。

ﾊﾞﾝ!

勢いよく大きいドアを開ける。

王「!!!な、何者だ！」

その国王は太っていて、自己中そうな奴だった

nz「あら、私の名前、知らないんで
すね。そんな愚かな国王様に私の名前、教えて
さしあげましょう。」

そう言って、国王の周りに居る兵士を
一瞬で首を切った。

王「あ、あぁ、お前、もしかして…,!!」

nz「そのもしかしてのもしかしてです
こんばんは！sky・killerです！」