勝負 ページ9
天馬「あっ…!?いやっ、えっと…」
剣城「誰だお前」
天馬「お、俺は松風天馬!
今日からサッカー部に入るんだ」
剣城「残念だったな
たった今、無くなった
他の部にでも入るんだな」
天馬「そんな…
俺、サッカーをやるためにここに来たんだ!
サッカー部が無くなるなんて困るよ!」
剣城「困る？そうかよ
相当サッカーに自身があるようだな」
剣城「なら見せてくれよ
お前のサッカーを」
剣城は、天馬の腹にボールを直撃させた
『天馬!!』
春菜「なんて事をするの!!」
剣城「ムカつくんだよなぁ、
お前みたいに
サッカーをロクに知りもしない奴が語るのを」
天馬「知ってるさ…
俺だって、サッカーを知ってる」
剣城「ほう？
じゃあその実力、見せてもらおうか
ひとまず、俺と勝負するってのはどうだ？」
天馬「勝負…？」
剣城「どうした？
さっきの発言は撤回するか？」
天馬「っ、しない!
やるさ!」
春菜「て、天馬くん!?」
剣城「ｸｯｸｯｸ、来な
相手になってやる」
『…大丈夫か天馬、私もやろうか？』
天馬「いや…Aはこの問題には関係ないから
巻き込みたくないんだ
女子だし…そこで先輩たちと待ってて」
『…分かった』
剣城が天馬とすれ違った時、
剣城は天馬に何か言っていた
聞こえなかったけど
天馬は驚いた様な顔をしていた
続く
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作者名：ハヲム@Murasaki | 作成日時：2022年3月18日 8時
