俺はそこまで派手に育てた覚えは無ぇ

派手16 ページ22

「いや、職務放棄してねぇから」


『え、聞こえてました？』


「ばりばり言ってたぞ」

あらヤダ恥ずかしい
てかそんなことはどうでもよくて

『あの私の方が派手とは……？』


「そのまんまの意味しか無くね？」


『は、はぁ…』


「納得してねぇな」

てか師範第一にって言ってたよね
ってことはまだあるって事？
私の方が師範より派手なところが


『師範さっき第一にって言ってましたけど他にどこがあるって言うんですか』


「顔」


『へー』


「なんだ？地味な反応しやがって」


だってねぇ…


『自分の顔がいい事くらい知ってますよ』


『え、なんですかその顔』


「いや、なんかもう俺の継子ってすごいなって」


若干師範の話し方おかしいのが笑えてくる


『自分だって散々俺は祭りの神とか派手を司る神とか俺はモテるからとか言ってるじゃんか』


「それとこれとは別」


なんそれ、ズルくない？


『あ、でも流石に師範よりは劣ってると思ってますよ』


「本気で思ってる奴はそんな顔しない」


『同じレベルだと思ってますすんません』


「お前俺のこと派手にバカにし過ぎだろ」


『さっきから聞いてればなんですか！そんなに馬鹿にされるのが嫌ですか！』


なんていったら
師範口をパクパクさせながらなんか言ってる


「え………俺逆ギレされてんの？継子に？」



全く…師範を馬鹿にする事ぐらいなんだってんだ！()

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