廿玖 ページ33
この気配は……
煉「下弦が2体ほど居そうな気配だな」
『そうですね。ただ気配の場所がバラバラなので手を組んでるって感じでもなさそうですね』
煉「そこは俺も同じ考えだ。多分偶然同じ場所に集まってしまったのだろう」
ここは二手に分かれた方が早い
私が任されたのは気配が若干薄い方である
煉獄さんはより強い方の鬼へ向かっていった
『………そんなところに隠れてないで正々堂々戦ったらどうですか?』
鬼「なぁんだバレてたの?上手く隠れたつもりなんだけどなぁ……もしかして君って柱なの?そうじゃなきゃ中々気配だけで見つけられないよ」
『柱じゃなくて継子です。割とダダ漏れでしたけどね。それで隠せていると思ってるならおめでたい頭ですよ』
鬼「チッ、いちいち人の癪に障ること言ってくるなこいつ」
『いやあなた人じゃないでしょ鬼ですよ鬼。自覚無いんですか?』
鬼「お前は人を煽ることしか出来ないのか?」
『人じゃないって今言ったばかりですよね。あとその煽りに綺麗に乗せられてる貴方はどうなんですか?』
鬼「お前本当に嫌いな奴だわ。俺が殺してあげるよ」
血鬼術____
桜の呼吸・伍ノ型____
炎糸緊縛
問柳尋花
激しい土埃が舞い上がった
感覚と気配のみで避けてはいるがはっきり言って危うい
この鬼分身を持っているらしくそいつを仕留めないと本体に攻撃しても意味が無さそうだ
鬼「君って案外弱いんだねぇ…」
『は?』
突如私の身体中から血が溢れ出てきた
『……………っぐ!』
鬼「切られたことに気づかないようじゃダメじゃない?鬼殺隊失格だね」
身体中のありとあらゆる場所が切り刻まれたせいで相手の技を上手くかわせない…
鬼「じゃあね」
鬼はそれだけ言うと私を思いっきり蹴飛ばした
背中を強く打ち付けてしまった私は
そこで意識を手放した
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流星群(プロフ) - マロさん» ありがとうございます!そこまで言って頂けるなんて…!伊黒さんend了解です! (2020年3月20日 18時) (レス) id: 6549512396 (このIDを非表示/違反報告)
流星群(プロフ) - 時雨さん» 何度もすみません!全員っていうのは柱とかまぼこ隊(禰豆子を除いた)12人分ってことでしょうか?理解力無くて申し訳ないです! (2020年3月20日 18時) (レス) id: 6549512396 (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 初めましてマロと申します。楽しく作品読ませて頂いております!! ヤンデレすきなので、この作品に出会えて嬉しいです笑 もし可能でしたら伊黒さんend等も書いていただけないでしょうか?可能でしたら是非ともお願いします! (2020年3月20日 13時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
流星群(プロフ) - 時雨さん» 分かりました!ありがとうございます! (2020年3月8日 3時) (レス) id: 6549512396 (このIDを非表示/違反報告)
流星群(プロフ) - アイさん» 了解です!ありがとうございます! (2020年3月8日 3時) (レス) id: 6549512396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:流星群 | 作成日時:2019年12月12日 19時