ひまわりのような(シーザー) ページ13
「やあ、お嬢さん」
突然後ろからそう声がして振り返った
「…綺麗な髪だと思って声をかけたがこれは…瞳も綺麗だ。海を移したように青いが、山の空気のように澄んでいる。金色の髪と合わせて…とても、とても綺麗だ」
「……そう、ありがとう」
冷たくあしらってそのまま進んだ
「待ってくれ美しい人、もう少し話さないか？」
めんどうな男だと思ったがここ最近はヒドイやつしか合っていない
自分で自分のことを話すなんてろくな奴がいないがなんだか、そういう奴らとは違う気がした
理由はわからないが…
きっと私もこいつの髪と瞳に惹かれたんだろう
「ええ、いいわ。私も暇してたの。是非お聞かせ願いたいわ」
それからそいつは祖先の話をした
きっとこの男はイタリア人だ。そういう奴らなんだ、あいつらは
そのあと師匠と言う、とても強い人の話を聞いた
女性なのにとてつもなく強いらしい
少し、憧れる…
その次に友とやらの話をした
JOJOとかいうおちゃらけているようで、強いという男の話だった
「それで、俺は…奴らのアジトへ乗り込んだ。
のはずなんだが…その後どうなったんだ？全然覚えてねぇ…」
ああ、きっと
「というかここはどこだ？人も少ししか通らないし…みんな色が薄い。
君にだけはっきりと色があるから声をかけたんだ…そうだ。なんで君と俺にだけ色があるんだ？」
「気づいていないのか？君は死んでるんだぜ？」
こいつの死因はきっと…
その“奴ら”とやらにやられたんだ
分かっていないようなので軽く説明した
ここは死んだ奴らが来る場所だってことと
私がそういう奴らを連れてく…ツアーのガイドさん的存在だということを
「そして、色ってのは生命の力。他のやつらは元気がなさそうだろ？まあ死んでるからな。だから色がない。あっても薄い」
最初、こいつが現代風の服を着ているから上級のやつらかと思ったが、本当に死人だったようだ
私たちにはランクがあって、私は一番下で、真っ白の服しか着れない
上級のやつらは自由に選べる
あいつらは色を自在にあやつれるから
「わかった？つまり君は死んでるってこと」
「そうか…ワムウの奴も来るかもしれないってことか…来て欲しいが来て欲しくない…」
「そいつがお前を殺したやつか？」
「ああ、そいつが来なかったらJOJOが来る。まあ、絶対に来ないだろう」
「友達とやらと一緒に居たくないのか？」
「あいつは、きっと勝ってくれるだろうから」
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鰐野郎(プロフ) - メイムさん» 最近はスタクル高校生の青春がみたくて…青春〜になりましたが…また戦わせたくなりました…いつも読んでくださりありがとうございます！ (2019年8月26日 9時) (
レス) id: 323c3ce1b6 (このIDを非表示/違反報告)
メイム(プロフ) - 更新ありがとうございます！！なんてステキなお話…！ (2019年8月21日 7時) (レス) id: 89648f6823 (このIDを非表示/違反報告)
鰐野郎(プロフ) - メイムさん» や〜！！ありがとうございます〜！！かっぴょいい女の子大好きなんでそういう子ばっかりになっちゃうんですよね〜…でもそう言ってもらえるとすごい嬉しいです！！ありがとうございます！ (2019年7月21日 19時) (レス) id: 323c3ce1b6 (このIDを非表示/違反報告)
メイム(プロフ) - 更新ありがとうございます〜！オリキャラちゃんも凄く尖っていてディモールト大好きです！ (2019年7月20日 23時) (レス) id: 89648f6823 (このIDを非表示/違反報告)
鰐野郎(プロフ) - メイムさん» 感想ありがとうございます！！そう言っていただけるとやる気がもりもり湧いてきます！！ (2019年7月20日 21時) (レス) id: 323c3ce1b6 (このIDを非表示/違反報告)
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