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11品目:甘く冷たいかき氷 ページ13

柘榴side

『よければなにか召し上がりますか?臨時営業中のようなものなので割安でご提供しますよ?』

薫「店長さん商売上手だね〜」

あったり前だろうがこっちは昼飯食う時間削られてんだぞ全力で金取りに行くわ←

晃「あ〜ならかき氷。日向夏ってやつの」

ア「俺はこのカラフル牛乳寒天?というものをもらいたい。興味がある」

薫「二人とも食べる気満々だよ...」

全員私服だけど見た感じこの黄土色の青年が先輩で残りの二人が後輩って感じだな...これは食わざるを得ないだろ

薫「あ〜もう!じゃあ俺はサマーベリーソースのパンケーキ!アイストッピングで!」

『かしこまりました。少々お待ちください』ニコッ

ここ数年で一番いい営業スマイルを浮かべればボソリと「うわいい笑顔」なんて言われたけど無視だ無視

...ん?あ、そういや

『あの、先程の方にはなにをお持ちすれば』

晃薫「キンッキンに冷やしたトマトジュースで十分」

『あ、はい...』

.....苦労してんだな、彼ら。すごい真顔で言ってたぞいまの

薫「あと俺たちの分の代金その人のにつけといて」

晃「いいこと言うじゃね〜か羽風...先輩」

ア「?朔間先輩は今日財布を忘れたからできないのではないか?」

晃薫「...あ」

確実に苦労してるな、彼ら三人

ーーーーー

『お待たせしました。ご注文の品です』

三人分の注文されたものを持っていけば待ってましたとばかりに手を伸ばされて持っていかれた

よく見ればテーブルに置いたガラス瓶の水差しは空っぽになっている...まぁ、暑かったしな

『お冷のお代わりお持ちしますね』

食べはじめる彼らを横目に水差しを手に取り、カウンターに行こうとしたそのときだった

ガチャッ...

零「うぅ...死ぬかと思ったわい。いや今回は我輩の自業自得なのだけれども」

休憩用の部屋から、死にかけの顔をした黒髪の青年が出てきた




.....ていうかキャラ濃いな!?

12品目:絞りたて濃厚トマトジュース→←10品目:予想外の出会い



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カトレヤ(プロフ) - ハニーさん» すみません、勉強不足でわかりません... (2018年9月24日 21時) (レス) id: e677d34591 (このIDを非表示/違反報告)
ハニー - 海沿いの喫茶店と聞いたら真ッ先に珊瑚礁が出てきます(分かる人にはわかる) (2018年9月24日 21時) (レス) id: f040ea1a18 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カトレヤ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年9月9日 14時

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