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真昼side
ロ「...何でっスか？これをこのまま生かす理由もないっスけど？」
『敵意がないのわかるでしょ！？殺す必要なんてない！！』
なんとかクロから離れて椿のサブクラスの男の子を庇って言う
ロ「...まっ、どーでもいーっスけど！こんな「モブ」なんて！」
『！！』
バキッ！！
その言葉に頭に血が上った私はロウレスをグーで殴っていた
『この世にモブなんているわけないでしょ...？謝りなさい！！』
ロウレスは私が殴った跡を黙って撫でると、リヒトさんに「用があるから先にホテルに戻る」と言ってホールを出ていった
「スーツを破いたのはまぁいい！ホールを壊したのは...ちゃんと謝って弁償する！それができれば今回は非常事態だからギリギリ許す！聞いてるのかリヒト！！」
私とロウレスのやり取りの間にこっちでもやり取りがはじまっていたらしい...
「オレが何に怒ってるかわかってるか！？ロウレスとのケンカだ！！お前のピアノを聴きたがってる人がたくさんいるんだぞ！！ケガでもして応えられなくなったらどうする！？」
リヒ「あのクズネズミが悪い」
「だとしてもだ！」
また抱きしめてきたクロを気にしながら止まりそうもないお説教になんとか声をかけた
『あ、あの...』
「ああ、すまないね！悪さをしたら直後に悪いと教えるようにしてるんだ！」
子どものしつけ！？
クラ「オレはリヒトのマネージャーをしているクランツ=ローゼン。吸血鬼じゃなくて普通の人間だよ」
クラ「こいつはマスコットキャラのホエール！中に入ってるのロウレスのサブクラスのギルデンスターン！ギルって呼んでやってくれ！」
『城田真昼です...』
私が今回の件も含めて椿のことを説明すればクランツさんは協力してくれると言ってくれた
クラ「リヒトのピアノは全人類の宝だ！それを世界に広めることはオレの義務！」
『ぜ、全人類...』
クラ「さて、この子は...一体どうするんだい？椿のサブクラスなんだろ？」
『とりあえず...私の仲間のところにつれて行きます。あ、えっとだから...一緒に来てくれないかな？私は...』
ラ「城田真昼...だよね...椿さんたちがよく話してるから...ぼくは...ライラック。あの「強欲」から...守ってくれてありがとう...」
この場所の後始末をクランツさんたちに任せて、私たちは御園たちと合流するためにホールを出た
.....その間、クロはずっと私から離れなかった
まるで、何かに縋るように
ーーーーー
今年の更新はこれで終わりです。みなさまよいお年を
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ミツ - 久しぶりに見たら、ハマりました！ヒロインちゃん可愛いし、これからどうなるか気になります！続き楽しみに待ってます！ (7月15日 12時) (
レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年8月26日 23時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 続編おめでとうございます^_^面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年3月13日 9時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるゆら - とても面白かったです！一気に読んでしまいました(*´ω｀*)素敵な作品ありがとうございます！ (2018年5月19日 7時) (レス) id: e3470553d7 (このIDを非表示/違反報告)
茉優(プロフ) - クロカワイイ^ ^ (2018年4月24日 23時) (レス) id: b60e3eafa2 (このIDを非表示/違反報告)
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