伏黒さん家 【呪術廻戦】

誕生日 ページ30

Aside




『おはよう！！！』

甚「おう。早起きだな」






そりゃ今日は年に一度の大好きな日、誕生日だから早起きもしたくなる。



まぁ、3人でご飯食べたり幼稚園行ったりお父さんとお昼寝したり恵と遊んだりするの毎日も充分幸せだけど。









しかし早起きしたのには別の理由もある。





それは悟たちにもお誕生日おめでとって言ってもらうこと！





この前遊びに来た時にいつから来れるか聞くと朝は学校があるから無理らしい。

午後から傑くんと硝子ちゃんと行くって言ってくれた。



けど私は思った……









行けないなら私が行けばいいんじゃない？






と。



てことでただ今、ベージュ色をしたリュックにお菓子と犬の人形を入れる。
ぎょくけんに似ててお気に入りのやつ。




それと忘れちゃダメなのは誕生日パーティーの招待状。

昨日恵とお父さんには渡しといたから3枚きちんとリュックにつめる。





『よし！準備万端！』


リュックを背負っていざ出陣！！！！





『行ってきまーす！！！』

甚「気をつけろよー






.







………………………は？A1人で出かけたことねぇじゃん。」

恵「あ…………」









衝撃の事実に気づいたお父さんと恵。
いつもはシンクロなんてしない2人がそろって外に出た時もうAは……









.









『じゅじゅつこうせん……"じゅ"多いな』



悟くんが通ってるらしいじゅじゅつこうせんへの行き方が書かれた紙をくれたんだけどよく分かんない。


恵と行けばいいのかもしれないけど一人で行って褒めて欲しいから今日は誰も頼らない。

お誕生日迎えてお姉ちゃんになったし！！！




とりあえず腹ごしらえしようとよく行くコンビニへ向かった。






.






コンビニは朝ごはんか昼ごはんか知らないけどサラリーマンの人たちがご飯を買っているので賑わってた。


今日の誕生日パーティーを想像しながら歩いていると









『ﾝﾋﾞｬ!!』
「わっ」







考えながら歩いたせいでおにぎりコーナーにいた人にぶつかってしりもちをついてしまった。








？「ええ！だ、大丈夫！？？」

『え、あ、うﾝ…』






ごていねーに私を起こしてくれたぶつかった人。






.







『じゅじゅつこうせん……？』

「「！？？」」



黒髪のお兄ちゃんと金髪のお兄ちゃんが目を丸くしてこっちを見てきた。




__
つづく。

リクエストは長編になるけどお付き合い下さい…!

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