育 児 日 記 。【呪術廻戦】

12ヶ月 ページ14

Aside






1年前の今日、輝と蒼が生まれた。

初めての育児でなかなか大変な生活だけど1歳になると思うとやはり子の成長は早い。

今日は天気も良かったので散歩がてら歩いてスーパーに向かった。


もちろん2人は双子用のベビーカーに乗せて。
これ、お気に入りなんだ〜








誕生日だから夜ご飯は少し豪華にしようと思いたくさん買った。

て言っても食べるの私と悟くんなんだけど。







ベビーカーの下の荷物置き場に食材たちが詰まったエコバッグを置き家に帰る。






そろそろ住んでるマンションが見えてくるって時にどこからか猫の鳴き声がした。

よく見ると数メートル先の電柱の下にダンボールに入れられた小さな、それでも毛はもふもふな白色の猫がいた。







『ね、ねこ……？？』

蒼｢あぅう？｣

輝｢お〜｣






捨てられたのだろうか、少し汚れた子猫がいた。

こんなアニメみたいな場面に出会えたことにびっくりした。

スルーするのも心が痛む。
かと言って悟くんに相談もなしにペットを連れていくのはどうだろうか…
今住んでいるのはもとは悟くんの家だし……









･





･






･









悟｢なに、、このねこ………？｣

ねこ｢ﾆｬｱー｣





連れてきてしまった。






『どうしても見捨てられませんでした…』

悟｢ふーん、真っ白だねぇ｣

『……おこってる？』

悟｢いやぁ？ペットがいると子育てもいいらしいしね｣






ソファに座っている蒼と輝の横に座り、よしよ〜しとねこちゃんを触っている。





悟｢それに、この猫僕に似てるね｣

『え？』




ほら と、顔の横にねこちゃんを持ってきて私の方を向いてくる。



たしかに、真っ白な毛は悟くんの髪の毛みたいでさらさらしてて、目は珍しく青色だ。

六眼みたいだなぁなんて思って眺める。






悟｢なんでねこに見惚れてんの？｣

『おわっ、』

悟｢嫉妬しちゃうな〜悟くん｣



片手でほっぺた押しつぶされて上を向かされた。

ねこちゃんと似てる、それでもどこか引き込まれる魅力を持つ六眼と目が合う。









悟｢固まっちゃってかーわい｣

『…………はぁ！？』







未だ慣れない悟くんの強い顔面に慣れず、平手打ちを繰り出してしまった。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←11ヶ月

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す