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6話 ページ7
チーノに手を引っ張られ、前世でこんな事もあったなぁと少し目頭が熱くなったが、気がつかないふりをしてやり過ごす。
休憩と戦闘と移動を繰り返していると、シャベル男の噂に1番近い町に着いた。
me「とうちゃーく！」
ci「Aは元気やなぁ。とりあえず宿探さんとな」
俺らの故郷と同じくらいの広さなので、宿泊施設とかあるのかなと疑問に思っていたら、意外と近くにあった。発展性的にはこちらの方がいいらしい。
ci「暗くなったし、シャベルで戦う男だっけ？ そいつを探すのは明日からにするか」
me「そうだな、そいつも寝てるだろうし」
風呂や武器の手入れなど寝るのと明日の準備が全て終わる。おやすみ、とチーノに声をかけて布団に入ると、長い旅だったのもありすぐに瞼が落ちていった。
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