検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:135,956 hit

碧の驚愕 ページ17


海の中に建てられた寮は薄紫を基調とし、上から差し込まれる陽の光に当てられ美しく輝いている


海を中から見るのは初めてではないがこんなに美しい光景を見れたことはなく柄にもなく感動してしまった



「ふふ、凄いでしょう?ようこそ、ここがオクタヴィネル寮です」



誇らしげに眼鏡をくいっとする彼に連れられ中に入ると綺麗な廊下は外の光景が見えていながらも全体的に薄暗くてとても好みだった


 

その内オシャレなカフェのような場所に着いた
沢山の生徒が客がいて大盛況と言った感じだ


質感の良さそうな大きいソファに案内されて
ここで待っていて下さい、と言われる


本来ならばVIPルームで話したいのだが店からも目が離せないので、と言われて構わないですと答えると彼は音のならない高級な絨毯のひかれた床を実際彼のものだろうが我が物顔で歩いていった



周りを見回せば寮関係なく沢山の生徒がいた
皆オシャレな物をテーブルに運ばれて美味しそうに食べている

その料理も遠目から見ても高クオリティだと分かるくらいに美しく目が惹かれる


確かメニュー考案とかも言われてたな。
私にあれ以上のものを考えろと?あいつは何を望んでいるんだか


大人しく座ると学校の椅子などの硬い感じではなくふわっと包み込まれるような柔らかいソファで一人瞳を輝かせる



城もこんな感じだったのかなと思いながら窓を見るとまるで海を閉じ込めたかのように美しい海底のような....実際に海底を見たことは無いが例えるならばそのような感じで海藻がゆらゆらと揺れて
淡い発光をする海月や岩がとても幻想的で....

 




そちらにばかり気を取られすぎていて

 



 
「あはっ、すっげぇきらきらした目ェしてる〜」





『___え!?』






自分の肩に顎を乗せる青年に全くもって気がつかなかった



 

碧の焦り→←碧の取引



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
142人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぬか漬け(プロフ) - しゃけさん» 良かったです〜!安心しました笑 面白いだなんて言ってくださってもうすっごく嬉しいです!読んでくださって本当にありがとうございます!! (2020年7月27日 21時) (レス) id: 068881a9cc (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - ぬか漬けさん» そうです〜!いえ、読みにくいとか気に入らないとか、そんなことではないので大丈夫です。お話としては面白いから好きですし、ただ単に、理由があるのかなあ…と疑問に感じただけです笑 (2020年7月27日 21時) (レス) id: 9cd1e2c3d2 (このIDを非表示/違反報告)
ぬか漬け(プロフ) - しゃけさん» 間の文章の最後に「。」をつけないという事でしょうか?それでしたら私のクセ、というのと文字数制限の関係でして、気にならせてしまって申し訳ないです。もし論点が違いましたらお知らせ下さい! (2020年7月27日 20時) (レス) id: 068881a9cc (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - 間のナレーション?なんか第三者語り?みたいなやつに句点をつけないのだけが、本当にそこだけがすごく気になるw (2020年7月27日 20時) (レス) id: 9cd1e2c3d2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あしな | 作成日時:2020年4月12日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。