【あんスタ】人形師の弟は人形と恋をする。【影片みか】 (ページ11)

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みかちゃんside ページ11

部屋で待ってて、って言われたんやけど緊張するなぁ～、。
お師さんの家に居座らせて貰って良くして貰ってるのに何も出来てへんし。

ガチャッ

「す、すみません！遅くなっちゃって、」

「い、いえ、」

かわええなぁ…
こんなおれにも優しくしてくれる何て優しすぎるんや。誘拐されたりしないか心配になるなぁ、。

「あの、！影片さんっ！」

「っ！はい！？」

「わ、吃驚させちゃいました、よね？すみません、その、…」

何やろか。あ、もしかしておれやらかしたん！？
んあ～、どないしよ、。

「な、名前で読、んでも…良い…ですか。？」

「へっ？」

「や、やっぱり変ですよね！忘れてくだ「あ、あの、！」

勇気を出してピクリと肩を震わすAくんの言葉を遮ったんやけど、何て言えばええんや…。

可愛すぎるんやけど！！

「……名、前で、読んで、ください…」

「！…是非！」

一瞬で笑顔になったAくんはおれには眩しすぎるなぁ。

「み、かさん？」

可愛いなぁ、、お師さんがああなる(ブラコン)のも理解できる気がしてまう。

「ちょっと照れますね…」

頬を染めながら眉を下げてはにかむAくんはカーテンの隙間から見える月より明るかった。

此処に来てからずっと伝えたかったんやけど、やっぱりお師さんに怒られちゃう。
少しだけ幼さの残った顔も声も優しい性格も

好きだなんて言えるわけ無いやん…。

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気付かない両方想いって良いよね、ふふ。
夏休みの宿題深夜まで終わりませんでしたw。