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第三十話 ページ32

しばらくすると田崎は離れ、代わりに手を握ってくる

貴「ハァ、今度はなに」

田「お願いがある、俺の勝手なお願いだから守らなくてもいい」

先ほどのような真剣な顔をしていた
そのおかげで目をそらす事も声を発する事も出来なくなった

田「俺と、、結婚してくれ」

貴「え?
























はぁ!?!?」

予測していなかった言葉を言われA空いた口がふさがらなかった

田「ずっとお前を監視してて初めはただ任務を任されただけに過ぎなかった、でも、お前に言われて気づいたんだ、いつの間にか俺はお前を好きになっていたって」

貴「、、なんで」

田「え?」

貴「、、私はイギリスのスパイだ、結婚なんてしたらスパイなんて続けられなくなるぞ」

田「俺が証明する、Aがセルドアに利用されていた事を」

貴「無理だよ」

Aの言葉に眉をしかめた

田「さっきから無理無理いってるが、、Aは俺との結婚が嫌なのか?」

貴「なっ!、、わ、私は、イギリスのスパイで今は捕虜の身よ、そんな身で結婚なんて出来ない」

田「それじゃあ監視も含めた結婚という事で!」

貴「そんな単純な事じゃないでしょうが!!」

Aを目をそらした

貴「べ、別に嬉しくない、、、わけじゃ、、ないけど、、」

田「//////////」

ボソッと小さな声で本音をこぼした
その言葉に田崎は思わず赤面した

貴「っな!何あんたが恥ずかしがってんのよ!」

田「うん、お前が一番可愛いよ///////」

貴「はぁ?意味分かんない」

田「分かんなくていいよ」

貴「それって不公平では」

田「一生大事にするよ」

田崎は髪にキスをした
こうして二人の幸せな日々は始まったのであった
*・゚゚・*:.。..。.・゚END*・゚゚・*:.。. .。.・゚゚・*

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ユミ(プロフ) - みやまさん» そんな風に言っていただけて感激です!!!!更新がんばります!! (2016年12月14日 0時) (レス) id: cb3f44204e (このIDを非表示/違反報告)
みやま - 話の展開がとても面白くて気になります!更新楽しみにしてます。 (2016年12月11日 22時) (レス) id: a382114b2a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エビフライ | 作成日時:2016年11月14日 20時

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