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大好き。7 ページ10

教室に着いた時は、2時間目が始まる3分前。



急いで、2時間目の歴史の準備をする。



大吾とは、少し離れた席。



私より、前の列にいる大吾を観ると、友達と楽しそうに喋ってた。



これから、学校が憂鬱になるな…。





______
__________



キーンコーンカーンコーン。



やっときた放課後。



放課後は、1人で帰る。



鞄に荷物を詰め、靴箱へ向かう。





咲良「あっ…」



靴箱を出て、グラウンドを観てみると、



サッカー部が練習をしている。



もちろん、そこには廉の姿があった。



咲良「カッコイイなぁ…」



サッカーしている姿は、本当にカッコよくて、思わず声が出てしまう。



少し、サッカー部観ていこうかな。



そう思い、校舎側の道にあるベンチに腰をおろす。



生徒の声。



シュートがきめられたときの笛の音。



ボールがバットに当たる音。



風で揺れる木々の音。



目を瞑ると、いろんな音が聞こえてきて、



少し、気持ちが落ち着いた。



それと同時に、決心がついた。



やっぱり、廉に自分の気持ちを伝えるべきだ。



断られる事を承知の上、告白するのは、



けっこうな勇気がいるけど、



大吾と話したとき、勇気を貰えた気がしたから、大丈夫。



明日の朝、言ってみよう。





それから、サッカー部の練習を少し観てから、家に帰った。

大好き。8→←◎作者から◎



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設定タグ:永瀬廉 , 西畑大吾 , 恋愛 , オリジナル作品
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理央 - 超おもしろかったです!!!また、こんな作品作ってください (2015年10月24日 8時) (レス) id: 957072b14b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:西島 まひる。 | 作成日時:2015年6月22日 17時

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