共同戦線 ページ37
レッド「混ぜてよ、A」
霧が吹き飛び、現れたのは我が幼馴染みにしてチャンピオン。
原点にして頂点。
リビングレジェンド、レッド。
……いや待て、ツッコミどころが多すぎる。
レッド「表情が忙しいね」
『誰のせいだと思う？お前のせいだよバカ！！』
「ギュオオオオ！！」
レッド「『あ』」
文句を言っていたらカイオーガがじれて攻撃を仕掛けてきた。
なんやかんや言ってレッドを警戒していたのか手を出してこなかったんだよね。
こいつは魔王か何かか？
レッド「ふぶき」
「……！」
ほら、飛んできたハイドロポンプを凍らせて砕いてみせた。
破片がキラキラと舞い落ちる。
その中でレッドは瞳の好戦的な光を強めていた。
……やっぱこいつ魔王では？
「ひゅ、ひゅあ……」
『どうしたの？……寒い？』
そんなバカなことを考えていると、ラティアスがカタカタと震えていることに気がついた。
……あ、ドラゴンタイプにこおりタイプは弱点じゃん。
え、まさか相性最悪？
レッド「平気」
「ばきゅあ！」
『は？？？』
今日は厄日か！？
レッド「Aは大丈夫だから思いっきり打てって言っといた」
『ふざけんなテメエ！！！！』
あのブラストバーン喰らったら僕だって火傷するわ！
バカだろこいつ！！
「ひゅあ！」
レッド「あ、元気になった」
『あ、ほんとだ』
ラティアスの元気そうな鳴き声を聞いて察した。
こいつ、温めるためだけにブラストバーン使ったな……と。
こいつもうほんとにさ……
レッド「ほら、やろうよ」
一人でやるのはあまりにも無謀だ。
ここはお誘いに乗らせてもらおう。
『はいはい』
相手は伝説のポケモン、対するこちらの戦力は……
レッド「あ、待って。人呼ぶから」
は？
レッドが誰かに電話をかけている……
レッド「ちょっと来てよ、グリーン」
は？？
グリーン「呼べとは言ったがな！この状況で呼ぶか普通！」
は？？？
電話が切られて数秒後に現れたのは、我が幼馴染みのグリーン。
フーディンのテレポートで現れたようだ。
暇人か？
グリーン「……ったく、まあいいぜ。ほらよ」
彼からモンスターボールを二つ、ぐいと押しつけられた。
グリーン「うずうずしてたぞ、暴れさせてやれ」
……そういうことか。
置いて行っちゃったからね。
さあ、大仕事だよ。
『よろしくね、ファイアロー！ミミロップ！』
「ふぁい！」
「みろ！」
隼と兎が、ボールから飛び出した。
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アスケラ - みい・フローラさん» そう言っていただけて大変嬉しいです！がんばって書きますのでこれからも楽しんで読んでくださると私が喜びます！ (3月11日 16時) (
レス) @page37 id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (3月6日 22時) (レス) @page37 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - メガサーナイト大好きさん» ｽｳｯ、返信遅れてたいっへん、申し訳ありませんでしたァ！！！！変わらず亀更新＋マイペースでやっていきます！暖かい目で見てくれると嬉しいです！！ (2月10日 11時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
メガサーナイト大好き - 面白い小説をありがとうございます！男主愛され大好きです。しかも一緒に旅してるのがpixivレッドさん、、、よっしゃっ！自分のペースでこれからも更新頑張ってください。応援しています！ (1月31日 12時) (レス) id: 6b6e4cd4ed (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - テトさん» 返信遅れて大変申し訳ありませんでしたァ！！（全力土下座）ボルテッカーはロマンがあっていいですよね！あとめっちゃかっこいい！！ (1月17日 16時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アスケラ | 作成日時：2023年9月27日 20時
