割と緊急事態 ページ28
『…さて、珠盗られちゃったんだけどどうしよう』
ユウキ「え」
あの赤い珠と青い珠…なんか引き寄せられたんだけどなぁ……
ユウキ「ちょっっっっっと待ってください、それは赤い珠と青い珠でしたか？」
なるほど、ユウキくんは動揺すると敬語になるのか。
了解。
…ユウキくんがここまで慌てるってことはめんど…ゴホン、大変なことの予感。
『うんそうだよ』
ユウキ「……終わった………今すぐホウエンから出てください」
『え、なんで』
ユウキ「観光どころじゃないです。下手したら世界を巻き込んだ大災害になります…あのときは紅色の珠だけでしたが、今回は…」
…グラ―ドンとカイオーガはそこまでヤバいんだ。
「あのとき」ってことは前にも盗られたんだね。
そしてそれは紅色の珠だけだった。
今回はそれよりも酷い…か。
ユウキ「…ってAとレッドさんなんで笑ってるんですか！」
どうやら僕とレッドは揃って口角が上がっていたらしい。
『いや、ちょうどいいところにカントーチャンピオンがいるなーと』
レッド「……ちょうどいいところに、雪姫が」
『おいこらやめろ僕は男だ姫じゃねえ』
いつかこの渾名つけた奴と呼んだ奴消し飛ばす。
レッド「姫でしょ」
『黙れ』
こいつほんっとに…！
いつか覚えてろ……！！
ユウキ「……巻き込むわけには…」
『これは黙ってるわけにはいかないからね。どうせ近い未来巻き込まれるだろうし……あと、一人で止める気でしょ？』
ユウキ「…うっ」
それはさすがに見過ごせないかなー。
レッド「強いポケモン…！」
あー、レッドは無視して。
ユウキ「……協力を頼めますか？」
それでも少し悩んだ後、おずおずと聞いてくる。
『任せて。…あと敬語』
ユウキ「あっ……うん。協力ありがとう」
『そこの黙りこくってる赤さんはー？』
レッド「いく」
即答かい、知ってたけど。
ユウキ「今からリーグに報告に行くよ。一緒に来て」
『あーうん、こいつ止められなかったらごめん』
レッド「…リーグ！」
お前はちょっと止まれ戦闘狂！
補足
Aさんはよくシロガネやまに行っています。
理由は落ち着くからだとか。
その途中で運悪く遭遇したトレーナーを粉砕しています。
またレッドとともに挑戦者に襲いかかることもしばしば。
つまりあの渾名は自業自得なのです。
呼び始めたのはよかれと思ったヒビキさん。
上等だよかかってこいやという幻聴が聞こえたらしいです。
ご愁傷様ですね。
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アスケラ - みい・フローラさん» そう言っていただけて大変嬉しいです！がんばって書きますのでこれからも楽しんで読んでくださると私が喜びます！ (3月11日 16時) (
レス) @page37 id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (3月6日 22時) (レス) @page37 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - メガサーナイト大好きさん» ｽｳｯ、返信遅れてたいっへん、申し訳ありませんでしたァ！！！！変わらず亀更新＋マイペースでやっていきます！暖かい目で見てくれると嬉しいです！！ (2月10日 11時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
メガサーナイト大好き - 面白い小説をありがとうございます！男主愛され大好きです。しかも一緒に旅してるのがpixivレッドさん、、、よっしゃっ！自分のペースでこれからも更新頑張ってください。応援しています！ (1月31日 12時) (レス) id: 6b6e4cd4ed (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - テトさん» 返信遅れて大変申し訳ありませんでしたァ！！（全力土下座）ボルテッカーはロマンがあっていいですよね！あとめっちゃかっこいい！！ (1月17日 16時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アスケラ | 作成日時：2023年9月27日 20時
