バトル後のお約束 ページ26
…の前に。
『これはもう必要ないよね?』
なんか不気味な紫色をしたボールが落ちていたので踏みつけた。
多分これはフリーザーが入っていたボールなのだろう。
いやーもういらないよね(笑)
子供とはいえ相当な力を込めて踏んづけたからかボールはそのままなすすべなく砕け散った。
レッド「馬鹿力」
『黙れ』
失礼だな、お前と違って僕は寝ているカビゴンを転がしたりオオタチとピカチュウとファイアローを同時に乗せるという可愛いことしかできないの。
…気を取り直して。
『じゃあキズぐすり…あ、ない。お前持ってない?』
レッド「数個」
キズぐすりがない。
最近バトルふっかけられても無傷かひんし(レッド戦)だったからな…
買い忘れていた。
でもフリーザーをこのままにしておくわけにはいかないし…
「ひゅあ!」
『わ、ラティアス。どうしたの?』
考え込んでいた僕のボールからラティアスが出てきた。
…そっか、ラティアスにはあの技があるのか。
『頼むね。ラティアス、いやしのはどう』
「ひゅあ」
こくんと頷くといやしのはどうを使ってくれた。
だんだんとフリーザーの傷が治っていく。
だが、あと少しというところで止まってしまった。
「ひゅあ…」
『最初はうまくいかないよ。これから慣れようね』
今はこれが限界みたいだが、そんなに落ち込むことではない。
傷の約八割を治してくれたのだ。
後は残り数個のレッドのキズぐすりで足りるかもしれない。
「…ひゅあ」
『お疲れ様』
またラティアスを少し撫でてボールに戻した。
レッド「…あ」
…なんかヤバいことしたときのレッドの声が聞こえた。
なのでレッドがいるところを見る。
あいつ今度は何を……
レッドはキズぐすりを探してバッグの中をあさっていたようだ。
……なぜかフリーザーの前にモンスターボールが転がっているが。
レッド「…ごめん」
それを拾い上げようとしたレッド。
「…」コツン
レッド「え」
その前にフリーザーはボールをつつき自らモンスターボールに入っていった。
そして二、三回揺れてカチッと音がした。
…………
『ええ……』
数分程度かけた結果、受け入れるしかないと判断した。
…僕達はなんでこんなに伝説のポケモンに会うの?
補足
パシオにレッド&フリーザーがいると聞きまして。
ならこうするしかねえだろと思いました。
普段は出しませんが再登場する予定です。
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アスケラ - みい・フローラさん» そう言っていただけて大変嬉しいです!がんばって書きますのでこれからも楽しんで読んでくださると私が喜びます! (3月11日 16時) (レス) @page37 id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (3月6日 22時) (レス) @page37 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - メガサーナイト大好きさん» スウッ、返信遅れてたいっへん、申し訳ありませんでしたァ!!!!変わらず亀更新+マイペースでやっていきます!暖かい目で見てくれると嬉しいです!! (2月10日 11時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
メガサーナイト大好き - 面白い小説をありがとうございます!男主愛され大好きです。しかも一緒に旅してるのがpixivレッドさん、、、よっしゃっ!自分のペースでこれからも更新頑張ってください。応援しています! (1月31日 12時) (レス) id: 6b6e4cd4ed (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - テトさん» 返信遅れて大変申し訳ありませんでしたァ!!(全力土下座)ボルテッカーはロマンがあっていいですよね!あとめっちゃかっこいい!! (1月17日 16時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アスケラ | 作成日時:2023年9月27日 20時