世間知らず×2の地方巡り

海ポチャ ページ16

※ポケモンが喋ります！

※オリキャラ最悪です！

※書いてみたかったシーン連続、前編征きまーす！

『さて、何しようか？』

「きゅう？」

「ひゅあん？」

うー…レッドは二、三日待てば治るらしいからその間だけ……

『そうだオオタチ！ラティアス！』

「「？」」

『やりたいこと、たくさんやろう！』

そう言った瞬間、彼らの目が輝きだした。

『まずはどっち？』

「きゅっ！！」

『オオタチは…バトルしたい？』

「！」ｺｸｺｸｺｸ

そこまで頷かなくてもわかってるって！

『ラティアス！えーっと…あ、バトルリゾートまでよろしくね！！』

「ひゅあぁぁん！」

ｰｰｰｰ満喫中ｰｰｰｰ

『あー、バトルリゾート楽しかったね』

「きゅっ！」

「ひゅあ！」

『次はどうする？』

「「！」」ｺｸﾝ

二匹は頷きあったあと、

「きゅっ！」

「ひゅあん！」

『わっ！』

僕に飛びついてきた。

遊びたいってことかな？

『いいよ。いっぱい遊ぼう！！』

「やったぁ！！…じゃあ、墜ちて？スリーパー、さいみんじゅつ」

その言葉を最後に、僕の意識はぷつりと切れた。



ラティアス side

ダイヤ「あははははっ、うまくいった！なーんだ、レジェンドって言ったってたいしたことないじゃーん」

わたしはラティアス。

あるじはA。

それ以外あり得ない。

そんなただ一人と決めたあるじが人間に罵倒されている。

許せるはずがない。

オオタチ「……！！」

隣のオオタチくんだって、今にも飛びかかっていきそう。

ダイヤ「でー、そこのポケモンちゃん達！今からでもダイヤのポケモンにならなーい？」

何度聞かれても心は変わらない。

わたしのあるじは、その子だけだ。

ダイヤ「あっそう…じゃあトレーナーがいなくなればいいってことよね？スリーパー！サイコキネシス！」

まさか…やめなさい！！

わたしは彼らの元にオオタチくんを乗せて飛んでいこうとしたけど…

一歩間に合わずあるじは水面に叩きつけられ、沈んでいってしまった…

ダイヤ「溺れちゃえ！あははははっ…あっ！待ちなさい！！今日からアンタたちのご主人様になるダイヤちゃんを置いていくなー！！」

オオタチ「Aに危害を加えた時点でアウトだよ」

ラティアス「そうですね。わたしも背中に乗せるのはあるじとあるじの友達だけと決めていますので」

オオタチ「だよね…で、どうする？」

療養中で悪いけど、あるじの友達を頼ろう。

頼れるのは、その人しかいない。

無事でいてね…

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