海の上 ページ15
〜キナギタウン〜
『ありがと、ラティアス』
「♪」
ラティアスをねぎらってモンスターボールに戻す。
『ここのポケセン前で集合ってたさっき来たけど？…嘘だろあいつ、もう来てやがる』
レッド「…遅い」
ポケセン前にはいつも通りの無表情で突っ立っているレッドが。
相変わらず待ち合わせには一番初めに来るんだよなぁ。
…心なしか顔色が悪いような？
それにピカチュウがいない…？
『それで見たことないポケモンはいた？』
レッド「いた」
即答かよ、どんなポケモンだったか気になるわ。
レッド「でもボロボロで、変な女の子が罵倒してた」
んー、なんかひっかかるけど続き聞こうか。
レッド「で、助けに入った」
あー、多分それダイヤだな。
なんかそらのはしらがどうとか言ってた。
レッド「…そっちは？」
『ふっふーん、聞いて驚け！実は……』
ｰｰｰｰ説明中ｰｰｰｰ
レッド「…へえ……」
…思ったよりもリアクションが薄い。
レッド「…まあそんな感じだろうとは思ってたから…じゃあ次はどこに行く？」
…ずっとレッドがいつもより多く喋ることが気になっていた。
まるで何かを隠そうとしているような…
歩き出そうとするレッドの左腕を掴む。
その瞬間、僕はレッドの端正な顔がほんの少し歪んだのを見逃さなかった。
『冷たい…お前』
レッド「たいしたこと、ない……」
『嘘つけ！ポケセン行くぞ！』
とりあえずポケセンに引きずり込んで見てもらう。
『うっわ、何これ…』
レッド「……」
見たら、レッドの左肩には氷が張っていた。
相当冷たくて痛いはずなのに…なんで隠そうとしたのかな……？
レッド「だってA、楽しんでそうだったから」
邪魔したくなかったと？
……はぁ。
『バカだね』
レッド「……！？」
驚くことじゃないでしょ。
『だってそうでしょ？友達が無理してるってわかったら、どう思う？』
レッド「……やだ」
『というわけで治るまで待機！返事は？』
レッド「…………………はい」
よろしい。
レッド「…怒らないの？」
レッドの真紅の瞳がこちらを不安げに見つめている。
怒らない、か…
『言ってくれなかったことには怒りたいけど、次から言ってくれるならいい』
レッド「……うん…」
珍しく素直に頷くレッドに熱を疑った僕は悪くない。
補足
このレッドさんはpixivレッドさんです。
めっちゃ言うの遅れました。
嫌な方は申し訳ありません。
設定追加しておきます。
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アスケラ - みい・フローラさん» そう言っていただけて大変嬉しいです！がんばって書きますのでこれからも楽しんで読んでくださると私が喜びます！ (3月11日 16時) (
レス) @page37 id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (3月6日 22時) (レス) @page37 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - メガサーナイト大好きさん» ｽｳｯ、返信遅れてたいっへん、申し訳ありませんでしたァ！！！！変わらず亀更新＋マイペースでやっていきます！暖かい目で見てくれると嬉しいです！！ (2月10日 11時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
メガサーナイト大好き - 面白い小説をありがとうございます！男主愛され大好きです。しかも一緒に旅してるのがpixivレッドさん、、、よっしゃっ！自分のペースでこれからも更新頑張ってください。応援しています！ (1月31日 12時) (レス) id: 6b6e4cd4ed (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - テトさん» 返信遅れて大変申し訳ありませんでしたァ！！（全力土下座）ボルテッカーはロマンがあっていいですよね！あとめっちゃかっこいい！！ (1月17日 16時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アスケラ | 作成日時：2023年9月27日 20時
