空の上 ページ14
〜上空〜
『空を飛ぶってこんな感じなんだね』
「ひゅあん♪」
現在空の旅を満喫中。
超楽しい。
？「ちょっとアンタ」
…そうも言ってられなくなったけど。
さっき声をかけてきたのは、僕よりも2，3歳ほど年上の少女だった。
フーディンのサイコキネシスで浮いている。
しかもご丁寧に僕とラティアスの上を。
？「そのポケモン、伝説のラティアスよね。ダイヤに譲ってくれない？」
うわ、口調も高圧的だった。
で、ダイヤって名前らしい。
…って何て言ったこいつ？
ダイヤ「アンタなんかよりもダイヤの方がうまく使える。だから譲りなさい」
……本気で言ってるの？
いや、それよりも。
『
ダイヤ「そうでしょ、だってポケモン達はダイヤを輝かせるためだけにあるの！！あなたのラティアスだってアンタみたいなブスよりもダイヤみたいな美少女の方がいいに決まってる！」
今になってようやく気づいた。
彼女を浮かせているフーディン、目に光がないのだ。
あるのは深い、深い絶望だけ。
こいつはポケモンを都合のいい道具としか思っていない。
ダイヤ「だから、譲って？」
『ラティアス！最高速度でキナギタウンへ！！』
「ひゅあん！」
ダイヤ「ちょっ！待ちなさい！！」
聞くに堪えない。
さっさと離れよう。
ダイヤ「なんでみんなダイヤをいじめるわけ！？あのそらのはしらの子もそうだった！！」
あ、もう豆粒だ。
『もういいよ』
「ひゅあん…」
心配してくれるの？
『大丈夫だよ。さあ、待ち合わせに遅れてはいけないね』
「ひゅあぁぁん！」
ってスピードを落としてくれてもいいじゃんか。
…まあ、ラティアスが楽しいならいいか。
No side
一方、Aに逃げられてしまったダイヤは…
ダイヤ「キーッ！何あの子！！ありえない！」
と喚いていた。
といきなり彼女の携帯が鳴り、
？「ダイヤ、目的は？」
くぐもった男性の声が聞こえた。
ダイヤ「失敗よ！帽子の男の子に邪魔されたの！もう少しでレックウザとデオキシスをゲットできたのに！！それにあの赤目の子も！ラティアスもあんなブスよりもダイヤの方が絶対いいのに！！！」
さらに喚くダイヤ。
？「ふん、次はない」
ダイヤ「……ッ！！」
それに冷たく返しながら男性は通話を切った。
ダイヤ「…次会ったら、海に沈めようかな」
……空はどこか不穏な少女以外は至って平和だった。
補足
夢主くんはモデルが真っ青になるほど美形です。
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アスケラ - みい・フローラさん» そう言っていただけて大変嬉しいです！がんばって書きますのでこれからも楽しんで読んでくださると私が喜びます！ (3月11日 16時) (
レス) @page37 id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (3月6日 22時) (レス) @page37 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - メガサーナイト大好きさん» ｽｳｯ、返信遅れてたいっへん、申し訳ありませんでしたァ！！！！変わらず亀更新＋マイペースでやっていきます！暖かい目で見てくれると嬉しいです！！ (2月10日 11時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
メガサーナイト大好き - 面白い小説をありがとうございます！男主愛され大好きです。しかも一緒に旅してるのがpixivレッドさん、、、よっしゃっ！自分のペースでこれからも更新頑張ってください。応援しています！ (1月31日 12時) (レス) id: 6b6e4cd4ed (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - テトさん» 返信遅れて大変申し訳ありませんでしたァ！！（全力土下座）ボルテッカーはロマンがあっていいですよね！あとめっちゃかっこいい！！ (1月17日 16時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アスケラ | 作成日時：2023年9月27日 20時
