vsスペード ページ12
『で、下っ端達はどうする?』
ユウキ「そうですね…なら僕が受け持ちます。Aさんはスペードとやらを」
スペード…あの大男か。
ならお言葉に甘えて。
スペード「おお…俺の相手はレソナンスレジェンド様か」
奴はもうすでにグラエナとヘルガーを繰り出していた。
下っ端達と同じ手持ち。
ただし、次元が違う。
よく鍛えられている。
『いい加減その呼び方やめて。僕はAって名前があるんだからさ。というかさっさとかかってこいよ』
言いながらオオタチとラティアスを呼ぶ。
二匹ともすぐに来てくれた。
スペード「随分余裕だな…ならば!グラエナ、ラティアスにかみくだく!」
速い。
油断していたら一気に持って行かれる!
『ラティアス、下がって力をためてて!!オオタチ、アイアンテールで反撃!』
「きゅ!」
スペード「はええな…だがな、俺のポケモンもそんなヤワじゃねえんだよ!ヘルガー!かえんほうしゃ!」
『ちっ、オオタチ!そのまま飛び退いて!』
「きゅぅっ」
スペード「よくやったヘルガー!あのオオタチにダメージが入ったぞ!」
オオタチのアイアンテールがグラエナに炸裂したがしっかりと耐え、ヘルガーからかえんほうしゃが飛んできた。
見事な連携でオオタチの体力を削った彼らを見やる。
…彼らは愛されている。
下っ端のポケモン達と違い愛情を惜しみなく注がれている。
スペードに尽くそうと必死になっている。
…信頼で結ばれたトレーナーとポケモンは何倍もの力を発揮する。
そしてたとえ倒されてしまっても、さらに強くなってくる。
…惜しいね。
『君は強いね…でも、おしまい。ラティアス、最高火力でりゅうせいぐん』
「ひゅあぁぁん!」
りゅうせいぐんが直撃し、あたりが煙に覆われる。
スペード「グラエナ!ヘルガー!…ッハハ、化け物かよ……」
煙が晴れると、目を回して倒れている二匹が。
スペードはありがとな、と言って彼らをボールに戻した。
『君の強さは、彼らの強さももちろんだけど君が彼らを信じているからなんだろうね』
スペード「まさか褒められるとはな…レジェンド共はお高くとまった奴らだと思っていたが…お前気に入ったぜ。またやらせてもらおう…あばよ」
言い終えたと思った瞬間にその場から消えていなくなった。
…逃がしちゃったな。
まあ、次は逃がさないけど。
……ユウキくんは大丈夫かな?
スペード級が複数いたらまずい…
『さっさと終わらせてユウキくんとバトルしたいな』
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アスケラ - みい・フローラさん» そう言っていただけて大変嬉しいです!がんばって書きますのでこれからも楽しんで読んでくださると私が喜びます! (3月11日 16時) (レス) @page37 id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (3月6日 22時) (レス) @page37 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - メガサーナイト大好きさん» スウッ、返信遅れてたいっへん、申し訳ありませんでしたァ!!!!変わらず亀更新+マイペースでやっていきます!暖かい目で見てくれると嬉しいです!! (2月10日 11時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
メガサーナイト大好き - 面白い小説をありがとうございます!男主愛され大好きです。しかも一緒に旅してるのがpixivレッドさん、、、よっしゃっ!自分のペースでこれからも更新頑張ってください。応援しています! (1月31日 12時) (レス) id: 6b6e4cd4ed (このIDを非表示/違反報告)
アスケラ - テトさん» 返信遅れて大変申し訳ありませんでしたァ!!(全力土下座)ボルテッカーはロマンがあっていいですよね!あとめっちゃかっこいい!! (1月17日 16時) (レス) id: c163d967d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アスケラ | 作成日時:2023年9月27日 20時