愛されヒロイン。【今日から俺は！！】 (ページ13)

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【理子ちゃん】ページ13

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次の日の放課後

2人は成蘭女子校の人達に話があると言われ今日は一緒に帰ることが出来なかった

落ち込みながら一人でトボトボ帰っているとき肩がぶつかった

まさか前と同じ展開…？(フラグ)

顔を上にあげるといかにも柄の悪そうな男が2人いた

モブ1「痛えなぁ！
　どこ見て歩いてんだ女ァ！」

モブ2「あーあ、怪我したみたいだ。
　慰謝料払ってくれるよね？」

肩ぶつかっただけで怪我するもの？

というかこの人は

なんで分かるのかな？

私が困っているとき後ろから
一人の女の子が走ってきて
私を守るかのように立った

理「女の子一人に卑怯じゃない！」

モブ2「なんだ？
　お前、俺達と遊びてぇのか？」

そう言って下品に笑う人達

理「貴方達みたいな人はお断りよ！」

それが癇に障ったのか
女の子に殴りかかる男達

『危ない！』

そう叫んだが

女の子は男達のパンチを避け
飛び蹴りを食らわし腹にパンチをいれ
一人の男をダウンさせた

もう一人の男は味方がやられて
動揺していたのか固まっている間に
回し蹴りをされて倒れた

理「大丈夫？怪我してない？」

『だ、大丈夫です
ありがとうございました！』

理「別にお礼なんていいのよ」

ふふっと柔らかく笑う彼女に
見惚れてしまった

『私、一ノ瀬Aです！貴方のお名前は？』

理「私は赤坂理子よ、Aちゃんね！」

『理子さん！
あの、もし宜しければ
私とお友達になってください！』

理「ええ！勿論よ！」
　

それからというものここで話すのも
あれだからとサテンで話すことになった

レスカを飲みながら話に花を咲かせ

理子ちゃんと同じ学校、同じ学年

理子ちゃんは武道家の娘だということ

いろんなことが知れた

もう日も暮れ遅いので帰ることになった

理子ちゃんにずっと言いたかったことを
打ち明けた

『理子ちゃん私、強くなりたいの！
だから、私に戦い方を教えて！』

毎回毎回誰かに守られてるだけじゃ駄目だ！

強くなって大切な人を守れるようになりたい！

理「分かったわ！」

『ありがとう！』

理「でも、無理はしちゃ駄目よ？」

『うん！』

嬉しかった

ここからは私の頑張り次第だ

絶対私は強くなる！

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