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A side
目を覚ましてすぐにあのお美しい顔面は心臓に悪い。
そりゃ日々鏡で自分の顔を見てたら、私のようなおブスは珍しいかも知れないけどもね？
あの距離は本当に良くない良くない。
SG「A〜」
『あ、スングァンさん。お疲れ様です』
SG「聞いてよ〜監督が何回も水のシーン撮り直すからびしょ濡れ！」
頬を膨らませながらプリプリしているその姿は、私なんかより5億倍は可愛らしい。
とりあえず、近くにあったバスタオルを手渡す。
SG「あ、メイクの上から拭いちゃった」
その顔を見ると、確かにメイクが揺れて大変なことになっていた。
確かまだあと1回全体撮影あるよね！？
『こちらに座って下さい！メイク直します！』
SG「ありがとう」
スングァンさんのメイクはもうほぼ覚えたと言っても過言ではない。
丁寧かつ迅速にメイクを進める。
SG「そう言えばさっきウォヌヒョンがAのこと探してたよ」
『え？ウォヌさんがですか？』
おかしいなぁ。
記憶の限りではまだ一度もウォヌさんと話したことないけど…
私知らない間に何か失礼なことでもしちゃったかな…
だとしたらどうしようか…
SG「なんか捜し物してる感じだったよ？」
探し物…
それじゃますます心当たりが無い。
て言うかそれは本当に私に用事なんだろうか…
スングァンさんにメイクをしながらも、心はここに在らず。
SG「あとで一緒にウォヌヒョンの所行こ！」
『え？いやいや、スングァンさんも疲れてますから、お気持ちだけいただきます。ありがとうございます』
流石に怖いからって多忙なスングァンさん連れて行くほど私も落ちぶてない。
大丈夫、何もしてないんだから堂々としてればいい。
SG「そう？…まぁ心配しなくても、ウォヌヒョン優しいから大丈夫だよ」
確かにウォヌさん、撮影中とかはキリッとした表情だしクールな人かと思っていたけど、休憩中の様子などを見てたらそうでも無さそうだった。
メンバーや親しいスタッフさん限定かもしれないけど、本当に柔らかい笑顔を皆さんに向けていた気がする。
『優しそうですよね、ウォヌさんって。皆さんに向ける笑顔がすごく柔らかかったです』
SG「うん、優しいよ。だから大丈夫！」
鏡越しに親指を立ててグットポーズをしているスングァンさんに向かって、私も微笑み返す。
うん、なんか大丈夫な気がしてきた。
メイクが終わったら、ウォヌさんに話しかけてみよう。
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ソア - とっても面白いです。ありがとうございます (7月7日 6時) (
レス) id: 5500a8d0d5 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 麗さん» お返事が遅くなってごめんなさい…執筆が遅すぎて完結タグが付いてしまいましたが、まだ続きます(；；) (2022年7月13日 15時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
麗 - もう更新はされないのでしょうか、、 (2022年6月18日 17時) (レス) @page49 id: 7bfaeb6c17 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - koro39さん» 数ある作品から選んでいただき、ありがとうございます！続編に続きますのでまたよろしくお願いします！ありがとうございます(^^) (2022年4月6日 8時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 千笑さん» 遅くなって申し訳ありません！そう言っていただけると本当に嬉しいです(；▽；)ありがとうございます、頑張ります！ (2022年4月6日 7時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年3月16日 23時
