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スア「皆ー!やっほー!」
SC「スアヌナ!」
JH「ヌナー!」
MG「ヌナだ!ヌナー!」
大の男、見た限りでは10人越えくらいがスアオンニに群がるように駆け寄っている。
それを隅で見つめるちんちくりんの私は一体どうすれば…
オロオロしているとメンバーの1人とバチッと目が合う。
SG「ヌナ、この方は…」
スア「明日から私と一緒にメイクとして働いてくれる、ペク・Aちゃんよ!なんと、私の従兄弟なのよ〜可愛いでしょ?」
そう言うと、「え、この美人とこのちんちくりんが従兄弟なの?まじ?」とでも言いたげな瞳で私を見つめる男たち。
視線の先が自分なのが恥ずかしくとりあえず俯いてしまった。
スア「あーごめんね!この子極度の人見知りなのよ〜」
スアオンニが優しく肩を抱くけど、顔を上げなくても分かる。
歓迎されてはないムードなことくらい。
MG「…助っ人入れたんだ…」
スア「うん、やっぱり1人じゃキツいしこの子なら信用できるから…」
WZ「でもヌナ、この前もそうやって裏切られたじゃん」
スア「この子なら絶対大丈夫!」
JH「…そうは思えないけど。さっきから下ばっか向いてこっち向かないし」
ひぇぇえええ何!?無理、怖すぎない?
無駄に厳しい部活みたいなこと言われてるんだけど!?
一応顔を上げると、睨まれていた。
私何もしてないのに睨まれてる。
スア「ハニ、私の可愛い従兄弟にそんな事言わないで」
JH「ヌナこそ、この前まで裏切られて泣いてたのになんでまた助っ人なんか入れるわけ!?ユルヌナが戻ってくるまで俺らも手伝うから頑張ろうって言ったじゃんこの前!!」
え、ちょっ、なんで喧嘩してんの?
こ、ここは『私のために喧嘩しないで!』とかいっちょ前ヒロイン的なことした方がいい?
でも彼らにとってのヒロインは絶対的にスアオンニだと思うからやめとこ。
ブスは大人しく小さくなっとこ。
スア「とりあえず、明日からこの子は私のアシスタントだからね。困らせたり酷いことは言わないように。前の子達と違う、私の大事な子なんだから」
キッパリと言い放ったオンニ。
なんだかそれが嬉しくて涙腺がやばいけど何とかこらえてそのまま練習室を後にした。
スア「ごめんね!あそこまで酷いと思ってなくて…」
『まぁ、正直何こいつらって思わなくもなかったけど最後のオンニの言葉が嬉しかったからプラマイゼロだよ』ニヤッ
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ソア - とっても面白いです。ありがとうございます (7月7日 6時) (レス) id: 5500a8d0d5 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 麗さん» お返事が遅くなってごめんなさい…執筆が遅すぎて完結タグが付いてしまいましたが、まだ続きます(;;) (2022年7月13日 15時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
麗 - もう更新はされないのでしょうか、、 (2022年6月18日 17時) (レス) @page49 id: 7bfaeb6c17 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - koro39さん» 数ある作品から選んでいただき、ありがとうございます!続編に続きますのでまたよろしくお願いします!ありがとうございます(^^) (2022年4月6日 8時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 千笑さん» 遅くなって申し訳ありません!そう言っていただけると本当に嬉しいです(;▽;)ありがとうございます、頑張ります! (2022年4月6日 7時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時:2021年3月16日 23時