椿の主人は雲の幹部･第２章【REBORN！×サーヴァンプ】 (ページ46)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:34,199 hit

トリップ７６ページ46

「……とりあえず、もう殺るつもりはないからその武器、下げてもらえない？」

いつでも戦えるように構えてるが、こちとらもうその気は無い上に動けない。

「…どうする修平！」
「…彼女は人間です。対話で解決しましょう。」
「あっ！露木先輩！？」

そのままの状態で近くに転がっていた私の鞄を抱き寄せる。
中にノートパソコン入ってるけど壊れてないか心配だが、ひとまず話を聞こう。

「中立機関C3東京支部副支部長第三補佐兼本日１日当班班長代理…露木です。」
「長っ、A・エグランティーナよ。私に話って何？」

後ろの3人が何やらブーブー、言っているが、どうでもいい。

「我々に大人しく捕縛されてください」

しばらくの間。

どうしようか、と思案していればヒガンさんと目が合った。
逃げろ、とヒガンさん小さく呟く。

「ごめんね。ヒガンさんだれかさんのせいで動けないから逃げられないんだ」

だからといって大人しく捕まる気もない。

「では、「但し条件がある。それをのめるなら大人しく捕まってあげる」

だから条件をつけることにした。

露木、と名乗った男は眉を顰める。

「……何でしょう。」

私は薄らと笑みを浮かべて、C3の人間だけに条件を伝えた。