椿の主人は雲の幹部【REBORN！×サーヴァンプ】 (ページ15)

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番外編･おじさんとイタリアページ15

「お嬢ちゃんもイタリアの出なんだねぇ」

おじさんもそうなんだよ、と笑うヒガンさん。

「Davvero?」

イタズラ心からイタリア語で問いかければ

「Oh, davvero.」

イタリア語で帰ってきた。

「驚いた…」
「おじさんもだよ」

へら、と笑い、煙草に火をつけるおじさん。

「私も欲しい」
「お嬢ちゃんまだ15だろ？だーめ」

めっとデコピンされる。
額をおさえむすぅ、としていると

「んむっ」

口に何か突っ込まれた。

「お嬢ちゃんにはこれをあげよう」
「シガレット…？」

ガリ、と齧れば甘い味が口に広がる。

「そう、ココアシガレット。美味しい？」
「……美味しい」

ポリポリと食べればへらぁ、と嬉しそうに笑うヒガンさん

「気に入ったようでよかったよ」

ポンポン、と頭を撫でられ

「ヒガンさん、お父さんみたい」
「えぇ…なんでそうなったの…」

その後しばらくお父さん、と呼ばれる羽目になるヒガンさんでした。

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霧島沙羅です

ヒガンさんの口調が怪しくて申し訳ないのですが、ヒガンさんはめちゃくちゃ好きです

次は本編へと戻ります