椿の主人は雲の幹部【REBORN！×サーヴァンプ】 (ページ14)

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番外編･桜哉と音楽ページ14

【桜哉side】

我らの椿さんの主人、Aさんの口癖はどうでもいい、である。

「ねーAー。散歩に行こ？」

椿さんが後ろから抱きつくと華麗に鳩尾へひじ鉄を食らわせるAさん

ざまぁ、と思いながらやり取りを横目で見る

「どうでもいい。それに気分じゃない」

まるで猫みたいだ、と思う
オッドアイの真っ黒な黒猫が頭に浮かぶ

「似合いそう…」
「何が？」

ふ、と我に返ると目の前にはAさんが

「あ、いえ…なんでもない、です」
「？そう？どうでもいいけど、マカロン食べたいね…」
「脳〇炸裂ガールですか…()」
「え、何それ」

これです、とヘッドホンを差し出し、つけたのを確認して音楽を流す。

体でリズムをとっている姿を見て年相応だな、と思う。

「桜哉」
「？はい」
「この曲のCD？貸して…！！すごく好き！！」

目を輝かせ、手を握ってくるAさん。
他にもあることを伝え自室へと連れて行ったあと、椿さんが血相をかえて飛んでくるのはまた別のお話。