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ページ14

―学園長室―

「戻りました」

リドル
「二人とも
 お疲れ様」

「お二人とも
 ありがとう
 ございました」

レオナ
「で?
 いつ到達か
 分かったのか?」

イデア
「1時間の
 広がり具合とか
 色々見てここに
 到達するのは……
 明日の朝午前10時」

午前10時……

学園長
「意外と早い……」

カリム
「学園長
 そういや解決法は
 どうなったんだ?」

「何も……ただ、
 最後の文章に
 ―心の声をーとは
 書いてありますが」

エース
「心の声?」

「どうしました?」

「いや
 何でもないっす」

―私の声は
 誰にも聞こえないー

まるで靄が
かかったみたいに
思い出せねぇ……

学園長
「些細な事でも
 何か気になった
 ことがあれば
 私まで。では
 明日について
 とりあえず
 生徒は避難
 ということで
 寮で待機
 ここにいる
 皆さんには……」

その後の話は
追いつけなかった

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作者名:ひめりん | 作成日時:2021年2月7日 0時

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