fin ページ47
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その日の夜。
私たちは浜辺に2人で座っていた。
「懐かしいね。」
JK「そうだね。」
「元気にしてるかな…
テテとジミン。」
ジミンはあれから結局、そのまま都会で過ごしている。
そしてテテも高校を卒業してから都会へ出てきた。
JK「今年も花火大会のときには帰ってくるってよ。」
「楽しみ。」
グクといれるだけで十分だけど
やっぱり賑やかなのも楽しいものだ。
「いつまでもこうして2人で海を見ていたいな…」
JK「俺は嫌だけど…」
その言葉に何も言えずに私は黙る。
聞こえるのは波の音だけ。
「な…何でそんなこと言うのよ……」
さすがにそれは冷たくない!?
と怒ろうとしたその時だった。
JK「いつかは
俺らの子どもと一緒に海を見れたらいいな。」
「グク……」
私はジーンときて、
グクのことを抱きしめた。
JK「だから、2人で頑張ろう?
新しい家族を迎えることができるくらいさ。」
「うん…大好き。」
JK「俺も。」
・
・
・
____Sea is him…?
海は彼のもの?
____She is him…?
彼女は彼のもの?
____私はグクの愛する人であり
グクは私の愛する人だ。
fin.
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年10月8日 21時