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離れる唇。
JK「よぉーし!!充電完了!!」
グクはニコッと微笑む。
「私も(笑)」
あぁ。時が止まればいいのに。
そうしたら、ずっとこうやって笑っていられるのに。
「じゃあ、そろそろ行くね…?」
JK「うん、気をつけてね。」
私はグクに頭を撫でられた。
「またね。」
JK「うん、またね。」
私はグクに背を向け
フェリーの乗り場へ向かって歩き始めた。
その時。
JK「Aヌナー!!!!!!」
後ろから聞こえてくるグクの声。
あぁ。もう振り返っちゃダメ。
JK「ちゃんと毎日、電話してね!!!!!!!!!!」
振り返っちゃダメなんだ。
JK「辛いことがあったら1人で悩まないでね!!!!!!
俺がいるからさ!!!!!!!!」
____振り返ったら余計離れたくなくなるでしょう?
JK「Aヌナ!!!!!!!!
大好き!!!!!!!!!!」
でも…
「私も
グクのことが大好きだよ!!!!!!!!!!!!」
1回くらいは良いでしょう?
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こうして私たちの夏は終わった。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年10月8日 21時