デート ページ36
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「…お待たせ。」
JK「…うん。」
私は浴衣に着替えて
待っていたグクのところに駆け寄る。
グクは私を見て黙り込む。
「やっぱり浴衣とか似合わないよね…(笑)」
JK「いや…そうじゃなくて…!!」
「ん?」
グクは顔を赤くさせる。
JK「Aヌナ、可愛いね。
浴衣すごく似合ってるよ。」
私は顔が熱くなる。
「……ありがとう。」
JK「さ、行こう!!
美味しいものいっぱい食べよ〜」
私はグクに手を握られ、進み出した。
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「グクは何食べたいの?」
JK「かき氷、綿菓子、リンゴ飴、チョコバナナ。」
「グクは女子なの?全部甘いものじゃないの!!!!」
JK「だって食べたいんだも〜ん。
ヌナ、はんぶんこしていろいろ食べよ。」
「そうだね。」
はんぶんこ。
1人で何かを食べるより
絶対に2人で食べたへうが美味しいと思う。
いつも家でのご飯は
親が家にいないから1人。
だから、はんぶんこが
私にとってどれだけ嬉しいものか
他の人には分からないだろうな。
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作者名:へばるぎ。 | 作成日時:2017年10月8日 21時